NEWS MEDIA QETIC × DJ/音楽プロデューサーNAOKI SERIZAWAを軸としたリレー式のプレイリスト連載企画。「人とつながる、音楽でつながる」ことをテーマに、アーティストやクリエイターが紹介するプレイリストがバトンとなり、次々と絆いでいきます。
この数ヶ月、当たり前の生活が突如として変わり、それは世界共通の認識として“変わらざるを得ない新しいルール”として私たちの生活にやってきました。行きたいところへ旅すること、会いたい家族に会いに行く、フェスやクラブ、ライブ会場で音楽を楽しむことも当たり前でないものにーー。日本やいくつかの国では、ようやく数ヶ月の“STAY HOME”期間を経て、少しづつ外に出られるようになってきましたが、私たちはこれからも“新しいルール”と向きあっていくことが必要となります。
この困難な時期、より良い世界に向かえるよう、音楽を通して人と人、想いと想いが世界で繋がっていくことを願います。
第2回目に登場するのは……?
本プレイリスト企画の発起人NAOKI SERIZAWAよりバトンを受け取るのは、コラージュ・アーティスト、グラフィック・デザイナーのKOSUKE KAWAMURA。オリジナルのプレイリストに加え、テーマとコメントもいただいています。
今回、登場いただくのは、現代を代表するコラージュアーティスト河村康輔さん。アナログとデジタルを駆使したコラージュアートは、作曲におけるサンプリングやリエディットに通じる部分があり、未来と過去を行き来するかのようなアンビバレンスな感覚を抱かせてくれます。アートと音楽、そしてストリートカルチャーを横断し続け、独創的な作品を生んできた河村さんがどのような音世界を描き出すのか、期待せずにはいられません。
NAOKI SERIZAWA
KOSUKE KAWAMURA
プレイリスト・テーマ
「Release for QETIC」
テーマは「解放」です。
突然今までにない状況になり、それまで当たり前だった自由に行動(生活が)ウィルスによりいきなり自由を奪われ生活の範囲を制限されてしまい今までの生活と真逆になってしまいました。
そんな状況からの解放をイメージしながら選曲しました。
今はこの状況から解放されまた全てが自由になった時に全てを解放しておもいっきり好きなことをやることを想像しながら聴いて欲しいです。
夏には自由に外でおもいっきり遊べるようになりますように!
河村康輔|Kosuke Kawamura
1979年広島県生。東京在住。コラージュ・アーティスト、グラフィック・デザイナー。ERECT Magazineアートディレクター。様々なライブ、イベント等のフライヤーを手掛ける。
雑誌『EYESCRAEM』、『WEB Designing』、『TRASH-UP!』(根本敬氏と共作で実験アート漫画)を連載中。2011年よりイベント、フェスにて様々なミュージシャンとコラボレーションでライブコラージュを行う。代表的な仕事に、「大友克洋GENGA展」(メイン・ヴィジュアル制作)、ルミネ×エヴァンゲリオン(広告ヴィジュアル、アートディレクション、デザイン)、G-SHOCK「Real Toughness Tokyo」(広告メインヴィジュアル、アートディレクション、デザイン)、大友克洋監督作品「SHORT PEACE」ポスター・ヴィジュアル等。