アッバス・キアロスタミやウォン・カーウァイも、その才能に惚れ込み高く評価し、作家としても高い実績をもつ、チベット映画の先駆者ペマ・ツェテン監督の待望の劇場初公開作となる『羊飼いと風船』が2021年1月22日(金)にシネスイッチ銀座ほか全国順次公開される。

『羊飼いと風船』予告編

神秘の地・チベットの大草原。牧畜をしながら暮らす、祖父・若夫婦・3人の息子の三世代の家族。昔ながらの素朴で穏やかな生活をしていたが、近代化によって受け継がれてきた伝統や価値観は少しづつ変わり始めていた。そんなある日、子どもたちのあるいたずらによって、家族の間にさざ波が起き始める…。信仰との向き合い方、牧畜民として生きる厳しさ、伝統的な役割を強いられてきた女性たちの選択——それぞれの想いは交錯し、チベットの空に浮遊していく。

漫画家・蔵西氏からのイラストが到着!

公開を記念して、チベットの少年僧の激動の運命を描いた「月と金のシャングリラ」の作者である漫画家・蔵西氏からのイラストが到着。その一部が公開されている。

イラストはチベット文化に慣れ親しんだ蔵西氏の豊富な知識から映画の紐解き、食文化や装束、牧畜民の暮らしなど、あっと驚きのチベットのアレやコレを知ることができる。一枚目は衣装に注目した解説イラスト。女性が身につけているアクセサリーらしきものが、実は牧畜民には必須の道具であった?!劇中の登場人物の服装を基に写実的に描き出す。

チベットの大草原で伝統と価値観に向き合う。ペマ・ツェテン監督作『羊飼いと風船』が劇場公開 文化を紐解く蔵西氏のイラストも解禁に film210108-hitsujikai-4
©蔵西

2枚目は食卓を囲む家族のイラスト。牧畜民の家庭では、どのように羊を食しているかなど、劇中では語られない仔細な情報ばかりだ。イラストを描いた蔵西氏は「やっと! チベット映画&文学界のパイオニアともいえるペマ・ツェテン監督の映画がロードショー! 変わりゆく東北チベット・アムド。それでも映画の中にはたくさんアムドのパーツが仕込まれています。より映画を楽しんでいただけたら…と絵解きしてみました。」とコメントも寄せている。今回、解禁されたイラストは一部であるが、全ては映画公式パンフレット等に掲載予定だ。

チベットの大草原で伝統と価値観に向き合う。ペマ・ツェテン監督作『羊飼いと風船』が劇場公開 文化を紐解く蔵西氏のイラストも解禁に film210108-hitsujikai-3
©蔵西

さらに、公開を記念して「WORLD BREAKFAST ALLDAY」とのコラボメニューが完成。外苑前店と吉祥寺店に2店舗構える「朝ごはんを通して世界を知る」をコンセプトに、世界各地の朝ごはんを 提供する人気カフェレストランでは、各店で本作の舞台・チベットでは定番の、温かいお茶にバターとヒマラヤ岩塩を混ぜて飲む伝統的なバター茶が映画の公開期間中に発売! 寒い時期には身も心も温まる優しいお茶となっており、ぜひ鑑賞前後に足を運んでみてはいかが?

チベットの大草原で伝統と価値観に向き合う。ペマ・ツェテン監督作『羊飼いと風船』が劇場公開 文化を紐解く蔵西氏のイラストも解禁に film210112-hitsujikai-1

チベットの大草原で伝統と価値観に向き合う。ペマ・ツェテン監督作『羊飼いと風船』が劇場公開 文化を紐解く蔵西氏のイラストも解禁に film210112-hitsujikai-2

羊飼いと風船

2021年1月22日(金)より、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー!

チベットの大草原で伝統と価値観に向き合う。ペマ・ツェテン監督作『羊飼いと風船』が劇場公開 文化を紐解く蔵西氏のイラストも解禁に film210108-hitsujikai-1

監督・脚本:ペマ・ツェテン
出演:ソナム・ワンモ、ジンバ、ヤンシクツォ 
配給:ビターズ・エンド
英題:BALLOON 
原題:気球 
2019年/中国/102分/チベット語/ビスタ  
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