ふやけない！世界中で広まりつつあるサステイナブルな管のストロー「セジー」が登場

2019年4月からプラスチックの代替品として菅ストロー「セジー（Sedgy）」を製造し、Strawlificのブランド名で世界に向けて販売しているYNI Vietnamは、2020年10月にYNI JAPANとして日本に進出し、今年5月には拠点とする静岡県静岡市のSDGs宣言企業に認定されたことを発表した。

ふやけない菅のストロー「セジー」が登場！

近年グラスストローとして世界中で広がりを見せている植物レピロニア（セジー）は、ホーチミン市郊外の南部メコンデルタ地方ロンアン省などに広がる熱帯湿地で自生し、農家や住民の生活を支えている。収穫時に1割を移植し、成長の連鎖を継続するという循環型農法を利用し、製造過程における環境負担が最小限に抑えられ、無添加無農薬の完全生分解性なのが特徴だ。

そんな、グラスストロー「セジー」には使うメリットたくさんある。例えば、環境への負担が最小限だ。ストローの形として生えてくるセジーはエコロジカルフットプリント（排気ガスなど環境負担）が極限に小さいと言える。そして、とにかく水分に強く、紙のストローとは違い、ふやけたり、解けたりは一切しないという点だ。水分を含むと植物本来の弾力性が出て、生き生きしてくるので、折り曲げても元どおりに戻るのが特徴的。

他にも、生態系の保護につながったり、セジー農業に用いている生産方法は、「移植」が中心なので、リジェネラティブ・ファーミング（環境再生型農業）に繋がったり、「セジー」の需要が増えれば、農産地での雇用を生み出すこともできる。使うことでたくさんの人が喜ぶ菅のストロー「セジー」で環境に優しい暮らしをしよう。