名古屋を拠点に各地で活動する作曲家/音楽家のRAMZAによるMIX CD『Pure Daaag』が東京・小岩のミュージック・スペースBUSHBASHのレーベルから10月6日(水)にリリースされる。
BUSHBASHをイメージして制作されたという本作では、RAMZAの感性によって折衷されたジャンルレスな1時間弱のミックスが展開。ジャケットのアートワークはMau Snigglerが手がけた。BUSHBASH・柿沼氏によるメッセージも到着している。
RAMZA『Pure Daaag』
名古屋を中心に各地でのライブ/DJ、そして彼にしかなし得ない独自の音楽を展開するRAMZA氏による今回のMIXはBUSHBASHをイメージして制作し、それぞれの楽曲の魅力も素晴らしいJAZZ/RAP/AOR/R&B/電子音楽/現代音楽をはじめ様々な音楽がRAMZAという指揮者の元、代わりの無い要素として集められ一つの柔らかでありながら厳かでもある大曲が組み上げられたかのような内容となっています。
2020年から繰り返し起こる混乱と先行き不明な状況の下、日々のありえない混沌に慣らされ、ただ時間が過ぎていく中、考えや物事を具現化しアウトプットする、という行為が”自分達で作る事ができる未来”の一つの重要な要素になるのでは、という考えの元、素晴らしい音楽を形作り、提供してくれる音楽家であるRAMZA氏にMIXの製作を依頼しました。
MIXという形態はその人の考えや想いが張り巡らせられ、物事に対する捉え方、大きく言えばその人自体を表す一つの表現だと感じています。その中のテーマとしてBUSHBASHという場所を思い描いた上で選んでくれた音楽がこの並びで展開していく内容は、大きな意味とこれから起こるストーリー、まだ見ぬ景色を想像させてくれる映画のように感じます。
ジャケットのアートワークはMau Sniggler氏によるもの。Mau氏のアートワークにより今作が本来持ち得る意味を更に補完し、聴き/見る人に新しい何かを提示してくれるものになっています。聴き進めていく中でアートワークとの相互性はきっと多くの物事を想像させると思います。
今作は音楽のある場所で感じてきた/これから感じるであろう素晴らしさそのものであり、おぼろげでない確実に存在する多くの希望と未来に対しての答え、そして今の世の中に対しての提示です。
そしていつ聴いても色褪せる事のない作品。是非自分が選んだタイミングで向き合って聴いてもらえたら嬉しいです。(Text by 柿沼/BUSHBASH)
RAMZA──2021
RAMZAは今年3月に盟友Free Babyroniaとともに『GOOPY DRY REMIXES』をリリース、4月に同郷のISAZとともにミックスCD『G HOUSE SESSION VOL.1』を共作、同月にC.O.S.A.がリリースしたEP『FRIENDS & ME』収録“Stay Gold feat. homarelanka”をプロデュース。
翌月5月にはYUKSTA-ILLの“TORCH(BLACK MAMBA REMIX)”や、同氏が日本プロバスケットリーグ「B.LEAGUE」の新シーズン開幕日でもある9月30日に発表した“FAR EAST HOOP DREAM”にビートを提供した。
また7月にリリースされたCampanellaの“Puedo feat. KID FRESINO”もプロデュース。飛ぶ鳥を落とす勢いで活動を続けるRAMZAに今後もぜひご注目を。
YUKSTA-ILL “TORCH(BLACK MAMBA REMIX)”【Official Music Video】
Campanella – Puedo feat. KID FRESINO(Prod by Ramza)【Official Music Video】
RELEASE INFORMATION
Pure Daaag
RAMZA
2021.10.06(水)
Artwork&Design:Mau Sniggler
Release:BUSHBASH|No:BUSHBASH 011
Price:¥1,500(税別)