lyrical school(リリカルスクール/以下、リリスク)のminanがメジャーデビュー作『ttyl』をリリースした。

本作はリリスクのファンやアイドルラップのリスナーはもちろん、リリスクやminanを知らない方にもぜひ聴いていただきたい作品になっているからこそ、あえて基本的な説明から入りたい。引き続き活況が続く国内のラップシーンだが、中でもここ数年の目立った動きの一つとしてアイドルラップグループの躍進がある。ヒップホップ的リアルさやコミュニティへのコミットメントが強く求められがちなラップシーンだからこそ、それを逆手に取り、高いスキルや先鋭的なビートを繰り出し、ある種パロディ的にラッパー像を演じながら、ハイクオリティの作品を生み出すグループが増えているのだ。その代表格が、“キング・オブ・アイドルラップ”を名乗り、もはやベテランの域にも達したリリスクである(現メンバーはフレッシュだが)。今年リリースされた『Wonderland』がこれもまた高いクオリティで話題になったのも記憶に新しい。

ゆえに、アイドルラップの頂点を極めるリリスクの動向には常に目を凝らしておく必要があるが、興味深いのはメンバー個々の課外活動とも言うべき動きが活発になりはじめている点である。筋金入りのヒップホップマニアとしてグループのヒップホップ強度をさらに高めるアクションを見せるメンバーや、MCバトルに参加しそのスキルと肝の据わったキャラを多方面にアピールするメンバーなどがいるが、現リリスクの中心的存在であるminanは、今回のソロ作品でこれまで以上に自らが指揮をとり制作に参画する方向へ舵を切った。その領域は作詞だけに留まらず、コンセプトやアートワークまで多岐に渡っている。Rachelchelmico)やvalkneeとコラボレーションした“all-rounder”や、G.RINAとのタッグでシティ・ポップ再解釈に挑んだ秋元薫“Dress Down”のカヴァー、kim taehoonとともに制作しデュオを披露した“ttyl”等、これまで以上に多彩なフロウや歌唱法へのチャレンジも見せ、EPながら濃厚なポップミュージックを完成させた。

提供された楽曲を歌うだけではなく、制作において自らが手綱を引いて、アーティストやクリエイターとともに表現をしていくアイドルへ。鋭く強いまなざしを見せ大人になったminanは、アーバンなビートに乗って、表題曲“ttyl”(=Talk To You Later)で時にクールさに徹しながら次のように想いを表現している──「またあとでね/それまでそれぞれの場所で」。

途中、minanを担当するビクターA&Rの細田氏も参加し今作の背景を語っていただいた。

INTERVIEW:minan(lyrical school)

minan(lyrical school)の自己表現が開花したソロ最新作『ttyl』、その制作過程に迫る interview211125-minan-2

自ら舵を取った2年振りのソロ作品『ttyl』

──ソロでのメジャーデビュー作『ttyl』、リリースおめでとうございます。まずは初のソロ作品『No More』から2年ということで、いつ頃から今作の制作が始まったのか経緯を教えてください。

minan 1年くらい前にスタッフから話があがって、その時は実現するとしてもまだまだ先になるかなと思っていたんですが、あれよあれよという間に進んでいって。ビクターからメジャーデビューが決まった時はびっくりしましたけど、そこから制作はスピーディーに進みました。今回は、リリスクのファンの方に聴いていただきたいのはもちろんだけど、全くリリスクを知らない人にも届いたらいいなという想いで作っています。どこかに引っかかるよう、色んなフックを入れていますね。

──時期的には夏から秋にかけて、リリスクのツアーをやりながらも並行して制作された感じですか?

minan そうですね。リリスクと並行して作っていました。もうあっという間です。実際、ついこの間まで作業していました。

──まずは前作『No More』の話から伺いたいです。というのも、けっこうチャレンジングな作品だったと思うんですね。リリスクではあまり見せていなかったアンニュイな方向性をストイックに振り切った形で、当時は驚きました。いま改めて前作を振り返ってみていかがですか?

minan 自分の声が入ってる曲って恥ずかしいし、確実にその時よりうまく歌えるっていう気持ちもあるから『No More』も特に聴き返したりはしていないんですが、あの時を振り返ってみると全てが初体験でフレッシュでしたね。1曲全てのリリックを書くのも初めてだったし。。リリスクのリミックスをしてくださった方がオーストラリアに住んでて、その方と一緒に作ろうということで休暇も兼ねて10日間くらい滞在したんですよ。私が当時好きだったSIRUPさんの曲調とかを伝えて、「こんな感じのリファレンスでお願いしたいです」っていくつか作っていただいて。

──なるほど。そういう意味では、今作ではminanさん自身がさらに制作にジョインした形になっているのでしょうか。

minan そうですね。“all-rounder”と“ttyl”で作詞に携わらせてもらっていて、他にもコンセプトメイキングや曲作りへのアイデア出しなど、全体を通してかなり参加させてもらいました。

──EP全体を通して、前作のクールさを踏襲しながらもより都会的で引き締まった印象です。実は歌やラップについても非常にテクニカルなことをされていると思うんですが、それがさりげなく表現されていてかっこいいなと思いました。一曲目の“Tell Me What You Want”から早速、シンプルなようでいてところどころズレる面白いビートが展開されますね。歌を乗せるという点ではかなり難易度の高い曲なんじゃないでしょうか。

minan はじめに仮歌をいただいた時に、めっちゃ難しい曲だなと思いました。ラップ部分のリズムの取り方が、あまりいままでにやったことがなかった。でも、練習していくうちに段々と体に染み込んできましたね。リリスクにはあまりないタイプの曲です。ラップパートは低めの音域で歌って、歌は高音。ラップと歌の切替をカチッとできたらいいなと思って進めました。メロディーっぽいラップもあるし、はめていくラップもあるし、そのどれもがピタッとはまったらいいなって。この曲は自分の意見をかなり入れたんですよ。最近私が好きな曲をいくつかまとめて、雰囲気や温度感、テンションまで細かく伝えました。最終的には、冷静さと熱さが同居した感じに仕上げていただきました。

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「あまり思いつめなくていいよ」

──冷静さと熱さ、確かに感じますね。一曲目で徐々に盛り上がっていくプロローグ的な印象があります。

minan プロローグ! 確かにそうですね。

──そこから“all-rounder”にいくんですが、この曲はリリスクの『Wonderland』の制作にも参加されていたRachelさんとvalkneeさんとのコラボレーションということで。三人での顔合わせは前回『Wonderland』リリース時のインタビューが初めてでしたよね。

minan そうですね。私はRachelさんvalkneeさんそれぞれとは面識はあったんですけど、valkneeさんとRachelさんがあの時はじめましてでした。あれをきっかけに、年代も近いしそれぞれに女性としての想いを持っているし、そのうち一緒に何か作れたら面白いねって話していて、今回の曲が生まれました。プロデューサーとも、女性とのフィーチャリングは入れたいねって話していたので。

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──minanさんから、Rachelさんとvalkneeさんにどのようにイメージをシェアして曲作りを進めていったんですか?

minan 私、器用貧乏っていう自覚がかなりあって、悩むことも多いんですよね。ファンの方からも「minanちゃんは器用貧乏だよ、それで損してると思います」っていう手紙をもらったり。それをお二人に話したら、「なんかめちゃめちゃ分かる、いまのでイメージが沸いたから歌詞書く!」って言っていただいて。初めにvalkneeさんからプリプロが送られてきたんですけど、その時点で最高だったんですよ。私のあんな拙い言葉からイメージを膨らませていただいて、全部を表してくれた歌詞が届いた。その後にRachelさんがヴォーカルを入れて送ってくれて、それもヤバすぎて、二人から送られてくる度に聴いて、泣いて。もうここのパートだけでいいじゃん、私のパートいらないじゃん、って気持ちになるくらい何回も何回も聴きました(笑)。最後に私がリリックを書いたんですけど、あんな最強のリリックがあがってきた後に私は何を書いたらいいんだろうって。

──他人に書いてもらった曲なのに、そこまで自分事として聴こえるのって本当にすごいですよね。

minan 「私のことじゃん」って思っちゃいました。なんで分かるのって。“all-rounder”は私のラジオでオンエアしたら同世代くらいの女の子から「すっごい分かる!」って反響が大きかったんです。あぁ、みんなやっぱりそういう気持ちで日々生きてるんだなって思いました。だから、リスナーの方にはこの曲を聴いて「あまり思いつめなくていいよ」って声をかけてあげたい。

──minanさんのリリックには《確かに綺麗な五角形/でも私だけの感じがどうしたって弱くて/あの子のはどっかが尖ってて/歪でも誰かに刺さってる/でも、それを描いたのも私だしな》というラインもありました。

minan あの歌詞は実体験です。私、やっぱり突飛なこととかできないんですよね。そういうのできるようになりたい。バカになるのも苦手なのでできるようになりたい。(リリスクの)risanoみたいに、人の懐にどーんと飛び込めるようになりたい(笑)。それってやっぱりないものねだりなんですよね。私は一辺だけが尖ってないからこそ、それを持った人を見ると憧れるけど、とは言えすぐには変われないしなって。でも、この歌詞で「自分を受け入れるんだ、そのままでも悪くないよ」って思えました。

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──最終的に、「結局ないものねだりだし、器用貧乏っていうのも悪いわけじゃないよね」っていう形で落とそうというのも三人で話して決めたんですか?

minan その辺の話はしていなかったんですよ。でも、そういうリリックが出来上がってきて。お二人が素晴らしいお方なので、全部汲んで表現してくれました。

──minanさんが悩みを打ち明けて、それを元に一つのメッセージに昇華されるんだけど、それが打ち合わせなく三人の空気感でなんとなくそういう方向に向かっていったっていうのがすごいですね。

minan そうですね。Rachelさんとvalkneeさん様様です。ほんとにお二人がすごすぎて。

──テーマがテーマゆえに、抑えたトーンで歌われていますよね。

minan テンションに関しては、歌詞の内容を決める前どんな曲にしたいかという話をしている段階でRachelさんが「minanちゃんが低い声でテンション抑え目に歌っているのを聴きたいんだよね」って言ってくれて。それが私の中にけっこう残ってたんですよね。それで、今回ちょっとそういうテンションで挑戦してみようかなって。

──何テイクも録られたんですか?

minan 何テイクか録りました。当日、Rachelさん、valkneeさんと一緒に三人でレコーディングしたんですよ。だから、私が歌ったのをお二人が聴いたうえで、もっとこうしたらいいんじゃない? っていうディレクションもしてくださって。自分がその時に持っていったラップからかなりブラッシュアップされましたね。

──レコーディングしながら直接の指導をいただけたんですね。

minan 私が、最初に書いたリリックでけっこう言葉を詰めすぎちゃってたんですよね。トラックに対してハマってないように感じるところがあるから、この部分一文字抜いてみよう、とかすごく的確にアドバイスしてくださって、その通りに試してみたら本当にかっこよくて「すごい!」って思いました。かなり勉強させていただいたし、本当に吸収することばかりで。二人とも、全部自分一人でゼロから完成まで作っていける。

──お二人のレコーディングも聴かれたんですよね。何か発見はありましたか?

minan リリスクのメンバー以外のレコーディングに立ち会うのは初めてだったので、すごく新鮮でドキドキしながら見てたんですけど、二人ともけっこうスタイルが違ってたんですよ! Rachelさんは最初の一発目から正解をドンと出して、終了。超かっこよかった。サクッと「やってくるわ」ってブースに入って、そこからパターン違いのやつを数テイク出してました。逆に、valkneeさんはブースに入ってからも自分の頭の中で考えつつ柔軟に対応してその場で別のパターンを生み出していくんです。これもまた超カッコいい。ほんとに、全然違うんですよ。

──Rachelさんパートはちょっと気怠い感じのニュアンスがハマってて、一方でvalkneeさんは体温低めのラップを披露されていますよね。minanさんと一緒にやることでお二人の新しい表現が引き出されていて、これぞコラボレーションの理想形と思いました。

minan うわぁ……めちゃくちゃ嬉しいですね! 大成功。完成した時も、三人のグループLINEで曲をシェアして沸いてたんです。スタンプ送り合って、またやれたらいいねって。本当に大切な曲になりました。

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ひけらかさないんだけど、さりげない芯の強さはしっかりと感じる

──3曲目の“Dress Down”は、秋元薫さんのカヴァー曲ですね。近年のシティ・ポップ・リバイバルの流れでこの曲も再発掘されて、いくつかリミックスやアレンジもされています。おぉ~そこに行くのか! という、ちょっとした驚きがありました。

minan ちょうどそのブームに自分も挑んでいくという形になったので、これはマジで気合い入れていかないと……!っていう感じでした。だからこそ、より自分らしさを強調したいなと思って。真似っこにならないよう気をつけましたね。

──モダナイズされて非常にかっこよくなってますよね。そもそも、“Dress Down”をカヴァーをしようというのはminanさんの発案だったんですか?

minan これは、ビクターの方のご提案だったんです。

細田 5、6年前に、秋元薫さんのアルバムの再発を私が担当していたんです。その頃には既に“Dress Down”は和モノDJの間では定番になっていて。元々この曲すごく好きだったんですが、和モノのブームが海外に届くや、あれよあれよという間に世界的なストリーミングヒットになっていった。こういう曲こそアップデートされたカヴァーが必要と思っていた時にminanさんのEPの話が立ち上がって、「あれ、もしかして……」って考えたんですよね。minanさんの声質や立ち位置も含めて、それを仕立ててもらうにはG.RINAさんしかいないなと思ったんです。武田と哲也の“愛をさがして feat. G.RINA”とか素晴らしいし、やっぱりG.RINAさんはああいうテイストを手掛けても天下一品なので、トラックだけではなくむしろプロデュースという形の方が曲に新しい生命を吹き込むんでくれるんじゃないかって。

──新しい生命が吹き込まれているっていうのは本当にそうですよね。ちなみに、プリプロもG.RINAさんがヴォーカルを入れられていたんでしょうか。

minan そうです。最高すぎて、私、G.RINAさんのプリプロを今でも聴いてるんですよ(笑)。ほんとにすっごい良くて。でも、G.RINAさんの感じが難しくて頑張ってもなかなか出せなかった。レコーディング当日もご本人が来てくださって、歌いながらディレクションしてくださったんです。

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──具体的にはどんなアドバイスだったんですか?

minan 私が単語で言葉を切っちゃう癖があったところを、もっと繋げてみようっていうアドバイスでした。あとは“Dress Down”の歌詞の女性像っていまとはちょっと違うじゃないですか。強い女のイメージがあって、その部分を演じて歌うのか無視して素の自分で歌うのか、どっちがいいのかという相談もさせていただきましたね。結果、あまり意識して艶っぽい女を演じすぎなくてもいいかもねってなって、わりと自然体で歌ったんです。

──秋元薫さんの歌とは明らかに印象が異なりますよね。ひけらかさないんだけど、さりげない芯の強さはしっかりと感じる。でもそれは“Dress Down”に限らず、今作全体を通して貫かれている態度だと思います。

minan 秋元薫さんの歌は高音が印象的なんですが、私はその高音を地声で出すとかなりきつい音になっちゃったんですよ。だから全部裏声でいこうと。前に出すぎない柔らかい感じっていうのはそういう理由もあるのかな。

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──4曲目の“ttyl”はキム・テフン(kim taehoon)さんが制作に入り、デュオまで披露されていますね。

minan 私がそもそもキム・テフンさんの曲が好きで、自分のラジオとかでもかけさせてもらってて。なので、ここはテフンさんらしい、キラキラした煌めき感のある曲にしてほしいっていうオーダーを伝えて作ってもらいました。でも一方で、リリックの内容はあまりアッパーすぎずに、ちょっとダウナーで暗さのあることも歌いたいなという気持ちもあった。トラックとリリックで落差を出したかったんです。

──落差というと、ラップも歌も色んなフロウを使い分けていますね。

minan 今まであまりやったことのないニュアンスを出したくて、情緒寄りのラップをいくつか使い分けました。アルバムのタイトルは最初に『ttyl』でいこうと決めていたんですけど、同じタイトルの表題曲があってもいいなって思って、そこから手紙というテーマを連想して作詞しました。コロナ禍でライブが減ったっていうのはもちろんですけど、それ以外にもどうしても会えない場所まで行ってしまった人もいて、あぁ……色々あったよなぁって。その中でも生きていかなきゃいけないよね、元気でいてほしいけど元気じゃなくても生きててくれるならそれでいいかな、っていう気持ちを込めたんです。実際に顔を思い浮かべながら書いたりもしていて、そこにはファンの方も入っています。《お元気ですか? でもな、じゃなくてもいいや/そっか じゃなくていじゃん/またあとでね/それまでそれぞれの場所で》っていうパートだけは絶対に入れたいって決めて、その後に全体のパートも書いていきました。

──そのフレーズは本作を象徴していると思うんです。愛がありながらもちょっと突き放す感じに芯の強さが見えます。同様に、今作はアートワークも素晴らしいですよね。くすみカラーがエモくて、多くのことを無言で語っているような力強さを受け取りました。

minan これも、自分の中で衣装、ヘアスタイル、メーク、全部作りたいイメージがあったんですよ。「普段っぽいんだけど普段っぽすぎない」というスタイルにしたかったんです。カメラマンさんもそれを一番表現できそうな方をアサインしてもらって。リリスクだったら普段着で街中に立ってスナップ風に撮るアー写が多かったと思うんですが、今回はリリスクでは着ない短いスカートや色で作りこんだイメージを目指しました。でも作りこみすぎず、っていう塩梅で。

──音楽性やリリックの内容がアートワークでも表現されていますよね。あと、眼差しが素敵です。切なさや悲しさを漂わせながらも強さを感じる眼ですよね。

minan 可愛らしさよりも強め感は出したかったですね。アー写もたくさんの中から1枚を決めたので、悩んだ分それが表現できているなら良かった。ソロなので、リリスクではしないことやできないことを全部やりたいと思っていたし、ありがたいことにそれができた気がします。曲の制作にゼロから携わるっていうのも初めてでしたし、作詞や歌い方など全部自分の想いが反映できて本当に良かったです。

──最後に、ライブの予定を教えてください! 前作はバースデーライブで披露されていましたね。

minan 今回もバースデーライブをやります! もう、楽しみしかない(笑)。去年初めてギターに挑戦したんですけど、今年もやりたいと思います。ちゃんとレベルアップしたところをお見せしたいですね。皆さんぜひ見に来てください!

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Text by つやちゃん
Photo by 齊藤幸子

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minanlyrical school

lyrical schoolのラッパー/シンガーとしての活動のみならず、個人としてもラジオ・パーソナリティー(FM群馬『lyrical school minanのLet’s チルアウト』は3年目を迎える)や、トーク・ライブなどにも多数出演し、古今東西のカルチャーの語り部としても、突出した才能煌めく叙述性豊かなエッセイストとしても、多面的な魅力を湛えたまさに”タレンテッド・ビューティー”。

ライブではギターの演奏はもとより、MPC(AKAI PROFESSIONAL)の使い手としても知られる。2020年にリリースされたレキシ『ギガアイシテル』ではレキシネーム「MC旧石器」としてラップ・パートも披露。2021年3月にはナタリー主催のアイドル大喜利「ナタリー Presents『おもカワ ~アイドル大喜利タッグトーナメント~』」にリリスクメンバーのhimeと出演、見事優勝を果たす。

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INFORMATION

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minan『ttyl』

2021.11.24(水)
Physical & Digital(Everywhere)
Label:Connectone/Victor Entertainment|VICL-65633
1,500yen(w/tax)

01. Tell Me What You Want
Lyrics, Music, Arrangement:D&H
Produced by D&H for TinyVoice, Production

02. all-rounder feat. Rachel(chelmico)、valknee
Lyrics:Rachel, valknee, minan
Music:Shin Sakiura, Rachel, valknee, minan
Produced, Arranged & All Instruments by Shin Sakiura

03. Dress Down
Lyrics:Kaoru Akimoto
Music:Akihiko Matsumoto
Arrangement:G.RINA
Produced by G.RINA

04. ttyl feat. kim taehoon
Lyrics:minan, kim taehoon
Music:minan, kim taehoon
Arrangement:kim taehoon
Produced by kim taehoon

05. Tell Me What You Want(instrumental)
06. all-rounder feat. Rachel(chelmico), valknee(instrumental)
07. Dress Down(instrumental)
08. ttyl feat. kim taehoon(instrumental)

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minan Birthday jam Party 2021 at SHIBUYA

2021.12.04(土)@Veats SHIBUYA
OPEN 13:00/START 13:30
guest:Rachel(chelmico)/valknee/kim taehoon

minan Birthday jam Party 2021 at TAKASAKI

2021.12.05(日)@高崎Club JAMMERS
OPEN 15:00/START 15:30
guest:kim taehoon

lyrical school/kojikoji

2021.12.12(日)@表参道WALL&WALL
OPEN 16:00/START 開演 17:00
出演:lyrical school/kojikoji

lyrical school oneman live 「Christmas 2021」

2021.12.25(土)@渋谷WWW
OPEN 14:30/START 15:00

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