希少な収集品を1,000円からコレクションできる共同保有プラットフォーム「altyオルティ)」の提供がスタートした。

altyとは?

altyは、希少なスニーカーや、トレーディングカード、クラシックカーといった資産価値の高い収集品の保有権を分割し、1枠あたり1,000円から購入、売却ができる収集品の共同保有プラットフォーム。

希少品は、古いために残っている数が少なかったり、生産数が限定されていたりするため、手に入れることが難しく、多くの努力が必要に。たとえ入手ルートを見つけることができたとしても、それを手に入れるためには他者との競合を避けられず、価格が高騰し、手に入れることは困難だ。altyでは、魅力的な希少品を独占するのではなく、共同保有によって資金面のハードルを低くし、誰もが希少品を持ち、資産形成にもつながる仕組みを構築することを目指している。

しくみ

altyではアイテムの共同保有権を1枠から購入可能。例えば、1,000万円の収集品を10,000分割した場合、1枠1,000円からその収集品の保有権を持つことができる。

購入した共同保有権は、プラットフォーム内で他のコレクターに売却することができ、市場の価格変動によってユーザーが購入した価格よりも高く買い取りたいコレクターに売却すれば、差額分が利益になることも(コレクター間取引機能は2022年秋頃に提供予定)。また、一定期間後にオークションまたはアイテムの購入を希望するコレクターが現れた場合には、共同保有権を持つコレクターへ投票を募り、売却の可否を決定。売却が決定した際には、共同保有権の持ち分に応じた配当金が分配される。

Air Jordan 1 Chicago “1985”を共同保有?新プラットフォーム「alty」の提供スタート technology220810-alty-2

Air Jordan 1 Chicago “1985”

最初のアイテムとして、ナイキの歴史において最も有名なスニーカーのひとつである『Air Jordan 1 Chicago “1985”』を公開価格は150万円、1枠あたり1,000円で販売。このアイテムは、デッドストック状態であり、箱やタグなども当時の状態で保管されている。

過去には、オークションハウス 『Sotheby’s』にマイケル・ジョーダンが1985年に実際に着用した『Air Jordan 1』が出品され、56万ドル(約6,009万円)で落札。当初予定されていた15万ドルよりも3倍以上の高値を記録したことも。ぜひ一度HPを覗いてみて欲しい。

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