ピアニスト/作曲家の梅井美咲が、ニューシングル “doodle spring”を10月14日(水)にリリースした。
2025年に発表した1stアルバム『Asleep Above Creatures』では、ピアノ、作曲、歌、トラックメイクを横断しながら、コンポーザーとして幅広い音楽性を提示してきた梅井美咲。今回は、そこからさらに一歩進み、梅井自身にとっても初めてとなる制作方法を取り入れた。
制作には、細野晴臣のバンドをはじめ、さまざまな現場で活動するドラマー 海老原颯が参加。スタジオでサンプリング用のドラムレコーディングを行い、多数のリズムパターンや音色を収録。その素材を梅井自身が再構築し、生ドラムの質感を活かしながら、前作 “L a d y”とは異なる有機的なリズムとアンサンブルを構築。そこに超低域から立ち上がるシンセベースやヴォーカルを重ね、幾多のリズムが流動的に展開していく独特のグルーヴを持つトラックへと仕上げている。
歌詞には、“鮮やかな青”、“美しい夜”といった情景のなかに、“足に硝子が刺さったまま”といった身体的な痛みを感じさせる描写を落とし込んだ。そこに“screw that”と、それまでの感情を振り払うような強い言葉も差し込まれ、美しさと痛み、繊細さと力強さといった相反するものが同時に存在している。ひとつの感情に収束せず、聴き手によって異なる印象を持ちうる余白も、本作の歌詞の特徴に。

ミックスは梅井自身が担当し、マスタリングはmolmol(佐藤宏明)が手がけたほか、アートワークも梅井自身が制作。普段の音楽制作で愛用しているUDO Audio Super 6の上に、自身で制作したアクセサリーをちらばめている。実際に制作で使用している機材と自身の手で作ったものを用いることで、楽曲制作と地続きの形でビジュアルも作り上げた。
10月にはオーストラリア各地のジャズフェスティバルへの出演を予定し、その後も年内を通してイベントやフェスの出演が続く梅井。2027年初頭のリリースを予定している2ndアルバムの制作も進行中だという彼女のニューシングル “doodle spring”は、ぜひ以下よりチェックを。


