京都のアートホテル「BnA Alter Museum」とカフェ「FabCafe Kyoto」が共同で、アーティスト向けの滞在型制作プログラムであるアーティスト・イン・レジデンスを実施することに。
京都「BnA Alter Museum」と「FabCafe Kyoto」がアーティスト・イン・レジデンスを始動！
本プログラムは、新型コロナウイルスの影響により宿泊販売が停止となった部屋を、宿泊滞在期間を最大1ヶ月間としてアーティストに還元するプロジェクトとなっている。滞在後の展示では一部入場料が設定され、その一部もアーティストに還元される予定だ。応募枠は、「BnA Alter Museum」1＆2階での制作枠、及びSCG（stairscase gallery）での展示枠、そして「FabCafe Kyoto」での制作枠の3種となっている。SCGは、「BnA Alter Museum」内にある計30メートルの縦型ギャラリースペースだ。
支援内容は、「BnA Alter Museum」の宿泊無償提供のほか、準備期間中と滞在中における同館のアートディレクターによるサポートなど。また、SCG展示枠のアーティストには制作費として、上限10万の支援も用意されている。公募は1月28日（木）までとなっているので是非チェックしてみてほしい。
真鍋大度やEYE（BOREDOMS）等16組の気鋭のアーティストが手掛けた31部屋のアートルームに宿泊することができるアートホテル。宿泊費の一部がアーティストに還元されるレベニューシェアの形式を取っている。
3Dプリンターやレーザーカッターなどの工作機器を併設し、国内外にクリエイティブネットワークを展開する「FabCafe」の京都店。ユニークな才能やテクノロジーが集まり交差する場をつくることをミッションとして、様々なイベント・展示を行っている。2020年には「偏愛に突き動かされたプロジェクト」を支援するレジデンスプログラムをスタートした。
INFORMATION
アーティスト・イン・レジデンス
公募期間：2021年1月20日（水）～1月28日（木）
結果発表：2021年1月30日（土）
宿泊期間：2021年2月1日（月）～2月28日（日）（最大1ヶ月間、滞在期間は参加者と協議の上決定）
宿泊場所：BnA Alter Museum
招待組数：8組
制作場所：BnA Alter Museum 2階、SCGスペース／FabCafe Kyoto
宿泊条件：当館の新型コロナウイルスにおける感染症対策に同意していただける方（詳細は応募フォームよりご確認お願い致します）
応募枠：BnA Alter Museum SCG 展示枠／BnA Alter Museum 1,2階 制作枠／FabCafe Kyoto 制作枠
応募条件
・対象者：日本国内にて創造活動を行う個人。
＊活動のジャンルは問いません。
＊年齢の制限はありませんが、学生は対象外とします。
・枠別応募条件
【SCG展示枠】滞在制作の成果物を、一般公開の展覧会として3ヶ月間程度、作品展示をさせていただきます
【BnA 1,2階展示枠】当館アートディレクターとのトークイベントへの出演をして頂きます。滞在中の制作風景を撮影させていただきます。
【FabCafe Kyoto制作枠】当館アートディレクターとのトークイベントへの出演をして頂きます。滞在中の制作風景を撮影させていただきます。
・採択人数
【SCG展示枠】4名
【BnA 1,2階制作枠】2名
【FabCafe Kyoto制作枠】2名
・支援内容
BnA Alter Museum宿泊の無償提供
制作費（10万円 ＊SCG展示枠に限る）
準備期間中と滞在中の当館アートディレクターによるサポート
＊京都府外からお越しになるアーティストの方は新型コロナウイルスのPCR検査を受けていただくもしくは一定期間の自粛要請をさせていただく場合がございます。
