owls、Pack3らの撮影などで知られる東京拠点の写真家・長田英哲が自身初となる写真集『dump』の出版を発表。それに伴い、個展<No fun>を11月12日(金)から18日(木)の期間で開催。本展にて同写真集の先行販売を行う。
『dump』と銘打たれた本書は、日々のライフワークとして撮り続けてる写真を一度プリントし、そこから更に不要な視点を捨て、再構築されたシリーズ。本来主役ではなかった視点の、記録と記憶のイメージのインスタレーションであり、刹那的で只々美しい、日常に隠された色彩のレイヤーを感じることができるはずだ。
長田英哲──<No fun>
本展では、当たり前の事が当たり前ではなくなり、先の見えない未曾有の世の中をモノクロとして捉え、カラーを希望として考えるならば、世の中はこんなにも色んな色に囲まれた、刹那的で素晴らしく綺麗な世界だと再認識しました。
写真表現において、作家自身の目とそれらを見る第三者の目は同じ目線だと考える。
つまりはみんなが同じ世界を共有している上で、まだ見てない視線、見えてなかった視線を鑑賞者は作品との様々な間合いを試しながら、是非本展をご高覧下さい。
──長田英哲
RELEASE INFORMATION
dump
Hideaki Nagata
2,500円(+税)
TANG DENG 2021
21 × 26.5 cm/68ページ/ソフトカバー/フルカラー/100部限定
ISBN978-4-908749-31-5
編集・デザイン:石丸洋平
発行:平田崇人/Tang Deng株式会社
EVENT INFORMATION
Hideaki Nagata
<No fun>
2021.11.12(金)〜18(木)
12:00〜19:00
〒151-0053 東京都渋谷区富ヶ谷 1-37-2 松久ハイツ1F
※オープニングレセプションは開催いたしません。
※ご来廊に際して新型コロナウイルス感染予防ご協力をお願いいたします。
長田英哲
兵庫県出身。
熊谷隆志氏に師事し、2018年よりフリーランスとしてファッション、広告を中心に活動しながら、勢力的に作品を作成。
2021年2月に自身初となる個展「damp」を開催。