ビョークやCharaからインスピレーション、MARI.KO初個展

2000年より現在にかけてカフェやバーの壁画作成、フライヤーデザイン、テキスタイルデザイン等を中心に活動をしてきたアーティストのMARI.KOが、サイト青山にて初の個展＜MARI.KO EXHIBITION＞を開催する。

MARI.KOは主に日々の生活の中でアート、ファッション、音楽日常の些細な事など様々な物からインスピレーションを受け、出来るだけそのときに感じた思いや気持ちがまだ暖かい内に絵画という形で表現している。

作品制作の際に具体的なインスピレーションの元になったものに、フラワーアーティスト東信さんのアートや、ヘアスタイリスト加茂克也さんの作品。ファッションブランドではコム・デ・ギャルソンやアレキサンダー・マックイーン、音楽ではビョーク、ジェフ・バックリィ、パティ・スミス、Chara等を挙げている。日記がわりにその日に感じたことを描くことも多いという。

＜MARI.KO EXHIBITION＞ではモノクロの線画の作品を中心に展示されており、展示には全てアクリル版を活用して展示場全体を繊細で洗練された空間に表現している。

また今回の展示によせて「モノクロはカラーに比べて一見地味でシンプルな印象ですが、だからこそ際立つ線の微妙な歪みや重なりが魅力だと感じます。頭に浮かんだ映像を、出来るだけ正確に線で絵に表しています。」とMARI.KOは語っている。

MARI.KO オフィシャルサイト

text by Qetic