性被害の情報などを発信するメディア『mimosas』が初のイベントを開催！伊藤詩織、Viviらが参加するトークイベントも

2020年8月1日にはじまった、性暴力被害や、性的同意について発信するメディア『mimosas』。本メディアが今回、過去に受けた自分の傷と向き合ってみたり、大切な人とのコミュニケーションについて考えるためのイベント＜#わたしとあなたを愛すること＞を、10月2日（金）（国際非暴力デー）に開催する。

性被害や性的合意について発信するメディア『mimosas』が初の参加型イベントを開催！オンライン配信も実施

『mimosas』は、メディアの運営および性的合意の文化形成、メッセージ発信のために設立され、現在NPO法人に申請中、営利を目的としない団体として活動中だ。

今回イベントを開催する背景となるのは、『mimosas』がメディアを運営する中で、「相手との間にパワーバランスがあって、NOと言えない仲だったら？」「友達がそういう被害にあった、と言ってたけど、本当にYESじゃなかったのかな」「気になる相手に同意をとりたいけど、どう伝えたら雰囲気をこわさない？」といった質問が多く寄せられたこと。本イベントではそんな悩みを、伊藤詩織、せやろがいおじさん、西村 宏堂、疋田万理、みたらし加奈、Viviらとそれぞれのテーマについて立ち止まって考え、トークしていく。

また、イベント会場には、＜あいちトリエンナーレ2019＞でも展示されたプロジェクト『The Clothesline（クロースライン）』を実施したモニカ・メイヤーの作品も展示される。彼女が1978年に始めた本プロジェクトは、参加者が日常生活で感じる抑圧やハラスメントなどを色紙に書き、物干しロープ（clothesline）に展示するという参加型のプロジェクトとなっている。

イベント当日には、『mimosas』から、花を使った来場者一人ひとりへのメッセージのプレゼントや、売上を寄付するTシャツなどのオリジナルグッズのサンプルも展示される。アートに参加しながら、他の人の経験や想いも読むことのできる本イベント。「大切な相手を、友達を、家族を守るために。誰かを傷つける側にならないために。そして何よりも、自分自身を大切にするために」という思いが込められている。なお、展示会場は1時間で30人ずつといった入場制限も設けられているとのことなので、チケット購入はお早めに！