＜口枷屋モイラのヴンダーカンマー＞四谷にて25日まで開催中！

『オリジナル口枷シリーズ』は口枷屋モイラの原点でもあり、口枷屋モイラ自身は「口枷作りはライフワーク」と語る。2007年頃から発表された作品である。

ちなみに、「ヴンダーカンマー」とは「驚異の部屋」のこと。15世紀から18世紀にかけてヨーロッパで作られたさまざまな珍品を集めた博物陳列室をいう。

ヴィレッジヴァンガードなどで販売されているアヒルをモチーフにした量産ベースの口枷も展示されているが、一点物の口枷も展示されており、珍品という点ではまさに現代のヴンダーカンマーである。観ていて飽きない展示だ。

変則的な開催日なので事前にスケジュールを確認する必要がある。また、作家の口枷屋モイラは原則、在廊するという。作家と触れ合えるチャンスでもある。なお、在廊日は口枷屋モイラのTwitterで知ることが出来る。

作家プロフィール

口枷屋モイラ（くちかせや・もいら）

フォトグラファー／デザイナー
2003年より「Nerd&Fetish」をコンセプトにしたセルフポートレイトを制作。
個展「口腔宮」（2012年）、個展「MOIRA☆SHOOTING STARS」（2015年）
二人展「少女ロイド」（2013年）、「少女ロイド2」（2014年）
合同展：「パンチラ2015」「曖昧☆美少女アート展」（2015年）
掲載：「The Nude (日本カメラムック) 」「フォトテクニックデジタル」など

公式サイト