■サブステージではオタ芸も炸裂しているぞ……!

一方、計27組がほぼノンストップでライヴを披露した「にっぽんステージ」を覗いてみると、ここには熱いオタ芸を披露するアイドルファンや、それを興味津々で見つめる外国人が多数。Base Ball Bearのカヴァー“17才”などで会場を盛り上げたアイドルネッサンス、キレッキレのパフォーマンスを見せた九州のGALETTe*、新曲を披露したYun*chiや、しっとり始まった冒頭に持っていかれた南波志帆まで……このステージもバラエティ豊かで、全部観られなかったのが本当に惜しい……!

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アイドルネッサンス

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GALETTe*

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南波志帆

また、野外にあるDJブース「まつりステージ」では、コスプレで決めたDJがアニソンからハードコアまでを繋いでモッシュも発生(!)。そのちょっと先ではグッズ販売やアイドルの握手会も行なわれていて、この多様性はいい意味でカオス……(笑)。他にはアリーナの入口前に撮影ブースがあったりと、とにかく会場内には様々なアイディアが盛りだくさんだった。

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■ジャパン・カルチャーのアイコン、きゃりーぱみゅぱみゅも登場!

そしてラストはきゃりーぱみゅぱみゅが登場すると、メインステージはこの日一番の大歓声が巻き起こり、いよいよイベントはクライマックスへ! 原宿/カワイイ・カルチャーに近いイベントとあって、その様子は大好きなホームでのライヴといった雰囲気だ。外国人の観客の多さに「国籍関係なく楽しんでいってください」とMCしながら“きらきらキラー”や“PON PON PON”“ファッションモンスター”などを連発。最後は彼女を含むオール・キャストで観客をバックに記念撮影して、「もしもしー?」「にっぽーん!!」の掛け声で日本づくしの一日が終わった。

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きゃりーぱみゅぱみゅ

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ジャパン・カルチャーと一口に言っても、実は色々な種類があって、様々な音楽/ファッション/文化によって出来ている。そして、まるで祭りや遊園地のように最先端のジャパン・カルチャーを詰め込んだカラフルなイベントの雰囲気は、もしかしたら海外の人が今の日本に持っているイメージそのままと言えるかも?! 360°どこを切ってもハイパーな方法で「カワイイ」「タノシイ」に振り切れていく雰囲気が最高に楽しいイベントだった。

(text by Jin Sugiyama)

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