電子音楽とデジタルアートの祭典『MUTEK.JP』東京・渋谷で開催｜12月7日〜9日ラインナップ公開

今年で8年目を迎える電子音楽とデジタルアートの祭典『MUTEK.JP』が、12月7日（木）から9日（土）までの3日間、東京・渋谷を舞台に「SpotifyO-EAST」と「WOMB」で開催。今年も唯一無二のMUTEKでしか体験ができない、テクノロジーとクリエイティビティの融合による、実験的かつ革新的なオーディオビジュアル・ライブパフォーマンスのショーケースをお届けする。

電子音楽とデジタルアートの祭典『MUTEK.JP』が「SpotifyO-EAST」と「WOMB」で開催

今年の『MUTEK.JP 2023 Edition 8』では、goatの日野浩志郎ことYPYと、40年以上の歴史を持つ太鼓芸能集団・ 鼓童による共演ライブが新たに実現する。また、近未来クラブミュージックとインタラクティブ・オーディオビジュアルの最先鋭、Fractal Fantasy主宰のSinjin Hawke & Zora Jonesが最新A/Vライブを披露。

さらにScotch Rolex & Shackleton + Pedro Maiaによる世界プレミアライブを公開。アドベンチャラスで巧妙なダブサウンドに、アナログメディアの美学を拡張する映像が融合したオーディオビジュアルショーは必見だ。加えて、90年代初期から活動を続けるUKドラム&ベース界の重鎮、dBridgeが日本では初のライブセットで登場するほか、25年のキャリアを持ち、絶大な人気を誇るUKのDJ、Jane Fitzなど、新鋭気鋭なアーティストからパイオニアまで一堂に会す。新しい発想と表現を追求するサウンド/デジタルアート/オーディオビジュアルライブ/メディア芸術、革新的なコンテンツプログラムの数々が披露されるこの機会にぜひ参加いただきたい。

MUTEK.JP 2023 [Nocturne 1]

12月7日（木）の公演は「Spotify O-EAST」にて、テクノロジーとサウンド、映像が融合するラージ スケールのオーディオビジュアルに焦点を当てたプログラム『Nocturne1』が開催。日野浩志郎によるソロプロジェクトYPYと、40年以上の歴史を持つ佐渡拠点の太鼓芸能集団・鼓童が共演し、最新ライブパフォーマンスを披露。またデジタルリアリティの肯定から生まれる美学と言語を探求するイタリアの芸術集団SPIME.IMが初来日。Peter KutinとPatrik Lechnerによるオーストリア人デュオが、AIニューラルネットワークを使ったA/Vライブセット「Achronic」を日本初演。また、ミュージシャンPikamとビジュアルアーティストHanaの実の姉妹によるオーディオビジュアルユニットtamanaramenが新作「水辺の囁き」を公開。

MUTEK.JP 2023 [Nocturne 2]

12月8日（金）の公演は「Spotify O-EAST」にて、実験的で多角的なアプローチによるサウンドとイマーシヴなビジュアルに焦点を当てた『Nocturne2』が開催。異端のミュージシャンScotch RolexことShigeru Ishiharaと、巧妙なダブサウンドで知られるShackletonのデュオが、今年リリースしたアルバム『Death by Tickling』を引っ提げ来日。アナログメディアの限界と美学を拡張するポルトガルの映像作家Pedro Maiaと共演する世界プレミアライブが公開される。

近未来クラブミュージックとインタラクティブ・オーディオビジュアルの最先鋭、Fractal Fantasy主宰のSinjin Hawke & Zora Jonesが、モーションキャプチャで2人の動きを音と映像に変換する最新A/Vライブを MUTEK.JPで初披露。食品まつりa.k.a foodmanとビートメーカーRamzaの初セッションライブが実現。プログラミングによる表現で空間を拡張させるビジュアルアーティスト、KezzardrixとのコラボレーションによるA/Vライブショーとなる。

東京拠点のシンガーMasumiことFriday Night Plansが、Enaとの共作によるR&Bとエクスペリメンタルサウンドが融合した1stアルバム『Visitors』を携えてライブで出演。同作のMVを手がけた映像監督Leo Iizukaが未公開のデータを使った全編実写のVJで参加する。

MUTEK.JP 2023 [Nocturne 3]

12月9日（土）の公演は「Spotify O-EAST」にて、エレクトロアコースティックからメディアアートまでを繋ぐ『Nocturne3』が開催。実験音楽シーンのレジェンド2人、コンポーザー/エクスペリメンタルギタリストのOren Ambarchiとシンガー/電子音楽家のPhewによるデュオの初ライブに、画家のAkiko Nakayamaが”Alive Painting”で共演する。加えて、小林うてな、Julia Shortreed、ermhoiの3人から成るエレクトロニックグバンドBlack Boboiが、2枚のアルバム『Agate』『SILK』をアレンジしつつ新曲を合わせたパフォーマンスを披露。また、カナダケベックより、サックス奏者Ida Toninatoと、コンポーザー兼ビジュアルアーティストのPierre-Luc LecoursによるA/Vパフォーマンスを展開します。

MUTEK.JP × WOMB

恒例のオールナイトプログラム『MUTEK.JP × WOMB』は、12月8日（金）、9日（土）の2日間開催。初日は、アシッド、スペイシーハウス、サイケデリックテクノ、トランス、アンビエントを織り交ぜたDJに定評があるUKのJane Fitzが出演。加えて、Future Terrorの共同主催者兼レジデントとしても知られるHaruka、〈ARPA RECORDS〉主宰のテクノプロデューサーSodeyamaがライブで出演する。

フェスティバルを締めくくる最後のプログラム、12月9日（土）の『MUTEK.JP × WOMB』では、90年代初期から活動を続けるUKドラム&ベース界の重鎮、dBridgeが日本初ライブが出演するほか、Skull Disco主宰、ポリリズムトライバルの最高峰Shackletonがソロのライブセットで登場。国内勢からは、東京拠点のプロデューサーIttiとHAIOKAによるデュオがライブで出演。エクスペリメンタル、ドラム&ベース、テクノ周辺の実験的サウンドの探求で知られるロンドンと東京を拠点に活動するLynneがDJで登場する。