Rei×モリシー・トーク&ライブ
マーケットの中心にはミニライブやトークショーが行われる特設ステージがあり、この日の13時からは、「学校では教えてくれない、価値の再発見」と題して、Reiとモリシー(Awesome City Club)の二人が、ギター談義に花を咲かせてくれました。
集まったのは両アーティストのファンでもあり、ギター好きの男性が多め。ビール片手にフランクなトークをということで、Reiは幼少期を過ごしたNYにちなんでブルックリンラガー、モリシーは「実はいつも飲んでるんです」というわけでよなよなエールをチョイスし、まずは乾杯。
実はスタジオが同じであることから親交があるという二人。そして意外な共通点として、二人とも最初にギターに触れたのはクラシックギターだったということ。
そしてトークは現在のメインギターについて進んでいき、ピックアップをつけたアコギと、綺麗なブルーグリーンのリッケンバッカーを実際に鳴らしてみせる。
一方のモリシーはジャズマスターの「メキシコ」と、エピフォンの「カジノ」。二人とも柔らかめで音に色気があるギターが好みというのも共通していました。いや、二人とも名機持ってますねぇ。
さらに好きなエフェクターについても教えてくれた二人。モリシーは今や生産中止のBOSEのワープ機能付きのディレイが今のAwesome City Clubサウンドに欠かせないと強調。Reiは歪み系のチューブストリーマーを愛用しているとのことで、歪むけれど丸みのある歪みがお気に入りだとか。
さらにそれらの音が効果的に使われている曲として、Reiはジョン・メイヤーの”Neon”、モリシーはコールドプレイの”In My Place”のイントロを紹介し、シンプルなフレーズもギターの音次第で忘れられない曲になることを実感させてくれました。最後はビートルズの”Get Back”などをバッキングとソロとボーカルというアレンジでセッションして喝采を浴びていました。それにしても二人ともルーツを深く知っていて、より良いギターサウンドを鳴らしているんだなぁと再認識。もちろん、ギターの奥深さにも誘われてしまいました。
そんなこんなで<NEWTOWN>を何周も回遊しているうちに、野音でのライブがスタート。ライブとライブの転換もゆったり目で、<exPoP!!!!!>も<NEWTOWN>もじっくり楽しめるタイム感とコンパクトさが、欲張りなわれわれには何よりありがたかったのでした。
<NEWTOWN>フォトギャラリー
<NEWTOWN>次回も開催決定!
EVENT INFORMATION
<NEWTOWN>@多摩ニュータウン
2017.11.11(土)〜12(日)
START 12:00/CLOSE 19:00(予定)
デジタルハリウッド大学 八王子制作スタジオ(旧 八王子市立三本松小学校)
入場無料(一部プログラムは有料)
フードマーケット『Gourmet Street Food』 by FOOD CART GASTRONOMIE
音楽市『INDIPENDENT LABEL MARKET:TOKYO』
カルチャーマーケット『Anonymous Camp』『東京カルチャーマーケット by CINRA.STORE』
演劇公演:贅沢貧乏『みんなよるがこわい』
and many more!!!!!
text by 石角友香
photo by 相原舜