前代未聞の写真展。開催の経緯は?

主催企画のクリエイティブディレクターの浅岡さんに話を聞いた。

【レポート】お尻&膝裏のくぼみに魅せられる。フェティシズムの楽園<おしりとひかがみ展> 004

Interview:浅岡裕季

――開催の経緯を教えてください。

うちのギャラリーでは美少女系アートやふともも写真の世界展など、アートの可能性に注目してきたところが多くありました。今回たまたま、写真家の伴田さんと知り合いの編集者の方がいらっしゃり、弊社から依頼致しました。元々はおしりでの展示企画のご依頼だったのですが、「ひかがみ」というパーツがあることも知りまして……。

【レポート】お尻&膝裏のくぼみに魅せられる。フェティシズムの楽園<おしりとひかがみ展> 005

――なぜ「おしり」と「ひかがみ」というパーツに着目したのでしょうか?

フェティシズムってすごく解釈が分かれるところでもあり、見る人によって捉え方も違います。また、写真家さんによってはこの言葉で括られることを嫌う人もいる。そういった不安定な要素こそが、アートの可能性なのかなと思い、着目しました。

――展覧会の見どころはどこでしょうか?

なんといっても、展示会の名のごとく、おしりとひかがみだけのパラレルワールドといった展示内容です。とにかくご来場頂き、目で、肌で、心で感じていただきたいです。さらには、会場内に併設された「ひかがみの間」では、今まで写真家・伴田良輔氏が撮り続けてきたひかがみを、モニタを通して見られる仕掛けも準備しております。

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