大阪を拠点に活動するアーティスト・sorutoの個展<消失点>が半蔵門ANAGRAにて1月21日(火)から1月30日(土)の期間で開催される。

”消失点とは遠近法において、実際のものでは平行線になっているものを平行でなく描く際に、その線が交わる点である。理論的にはこの点は無限遠点である”
 
現実にはけして重ならないものが絵の中でだけは交わり、その結末を見た。
その場所を目指して歩き続けても、たどり着くことはできないところ
その景色が見えた。

今回の展示<消失点>のコンセプトは「ビルを登って看板や高い壁にグラフィティを書いたときはるかに見えるビル群の向こうや、街灯に照らされる道の果て」。ストリートから着想を得、何気ない道もインスピレーション源とするsorutoの世界とぜひ対峙して欲しい。

街灯に照らされる道の果て──sorutoの個展<消失点>が半蔵門ANAGRAにて開催 art-fashion210118-soruto-anagra-1

soruto コメント

僕が作品として作ってきたものは一貫して、グラフィティをするために歩いた街の景色や乗り越えたり登ったりした建物からインスピレーションを得たものでした。
前回の展示では、落書きが消された壁にまだ残る“何かがあった気配”をコンセプトに行いました。
今回の展示名“消失点”は、ビルを登って看板や高い壁にグラフィティを書いたとき、はるかに見えるビル群の向こうや、街灯に照らされる道の果てから名付けました。
また、実際には交わっていないものが 遠近法の絵の中でだけ交わる というところに、外で行うグラフィティと、ギャラリーで展示をするという行為の二面性なんかも重なって思っています。うまいこと説明になっているかわかりませんが、どうぞよろしくお願いします。

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EVENT INFORMATION

soruto solo exhibition
“消失点”

街灯に照らされる道の果て──sorutoの個展<消失点>が半蔵門ANAGRAにて開催 art-fashion210118-soruto-anagra

2021.01.21(火)〜01.30(土)
半蔵門ANAGRA

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