2025年春に向けて、鳥取県立美術館が開館準備中。2年間の設計期間を経て、今年1月上旬から建設着工に向けての準備工事がスタートした。また3月に入ってからはカウントダウントークイベントが開催、日本各地でユニークな活動をしている美術館の館長、地域とつながりながら芸術活動に取り組んでいる関係者などを招いてアイデアを重ね合い、あたらしい運営・活動の形を同時に構想してきた。
地域の見どころ紹介など、開館までの取り組みが発信中
鳥取県立美術館のHPでは、美術館設置の目的のひとつ「まちを“つくる”」ことを軸に、気軽に美術館の取組に興味を持ってもらうため、『地域の見どころリレー』と題して、アートにまつわる地域の様々な一面を紹介する記事を公開中。また、着工が進む様子をブログやSNSで紹介したりと、3年後の開館に向けられた取り組みがふんだんに発信されている。
3月27日(日)には、カウントダウントークイベント第2弾として、未来を”つくる”美術館フォーラム「鳥取県立美術館がめざす、コレクション、ラーニング、地域連携のこれから」が開催されるので、気になる方はHPまで。
鳥取県立美術館
提供:槇総合計画事務所 イメージ制作:ヴィック Vicc Ltd.
鳥取県立美術館は、約50年にわたる鳥取県立博物館美術部門のコレクションと活動を引き継ぎながら、収蔵スペースや常設展示室の拡充、ワークショップルームの新設や美術ラーニングセンター(仮称)機能の強化等の教育普及部門の充実によって、芸術文化にいつでも触れることができる環境を整備します。
また、鳥取県ゆかりの優れた美術に加え、広く国内外の優れた美術・文化や、同時代の美術の動向を示す作品の収集を継続的に行うことで、時代とともに成長を続ける魅力的なコレクション形成を図ります。