『タモリ倶楽部』や『共感百景』でもおなじみの吉田靖直だが、『持ってこなかった男』『ここに来るまで忘れてた。』『今日は寝るのが一番よかった』などエッセイ本でも人気を集めており、その執筆活動も話題だ。
また、音楽アーティスト・xiangyuは、カジュアルファッションマガジン『Maybe!』での連載「寿日記」をまとめ、新たに加筆した初の単行本デビュー作となるノンフィクションルポエッセイ『ときどき寿』を今年11月25日に発売した。
そんな音楽業だけでなく、執筆活動などクロスオーバーし続ける両者が1月22日(日)に青山ブックセンター本店で対談イベントを行うことに。この度イベント開催を控える両者の、互いに聞きたいこと、気になっていること、そして著書についての感想を事前リサーチ。果たして当日は、互いの質問について、どんな回答が出てくるのか。イベントへの期待感と共に、こちらもご一読あれ。
xiangyu(『ときどき寿』) × 吉田靖直(『ここに来るまで忘れてた。』)|対談イベントを控える両者から“事前質問”が到着!
xiangyu コメント
下心が色んなエピソードの裏に大体あって、それを包み隠さずさらけ出せてるのが吉田さんらしいと思いました。
トリプルファイヤーの曲の歌詞もそういう率直な感覚とか思ったことが、思ったまんまの言葉で書かれてるのが魅力ですが、文章を書く時と歌詞を書く時で何か違いはありますか?
町ごとのエピソードがかなり豊富にあるのがすごいと思いました。
私は途中下車して行き当たりバッタリの旅みたいなことをやる時も、南口と北口なら北口のが色々ありそう、みたいな何となく損したくない感覚で先にちょっと調べちゃったりするんですが、吉田さんは本当にその時々で何かに突き動かされて行動してるのがすごいし面白いです。何が吉田さんをそうさせてるんですか?
とても読みやすい文体ですが、文章を書く上で参考にしてる人や意識してることってありますか?
吉田さんは話し方もそうですが、独特なリズムがあると思いました。
吉田靖直(トリプルファイヤー)
①本の最後があまり感動的にならず平熱で終わっていくところがいいなと思ったんですが、最後もっと感動的にしようか、とか考えましたか?
②横浜の人にとっての寿町は普通に遊びや飲み目的でフラッと行く場合もあるような場所なのでしょうか。それとも用がないと立ち寄らないような場所でしょうか。
自分の地元にそういう場所がなくて感覚がわかりきれない部分があるので。
当日は上記の質問だけでなく、お互いについてより深いところまで迫った対談企画になるだろう。ぜひこの機会に著書、そしてイベントをチェックしてほしい。