ビリヤニって知っているだろうか?


今では「日本ビリヤニ協会」なる協会まで発足されるほどスパイス/インド料理好きのムーブメントになっているインド/パキスタンのスパイスを駆使した米料理。スパイスと肉(魚や野菜もまれにある)の言わば『炊き込みご飯』である。


話題のインド料理を情熱で支える「日本ビリヤニ協会」に感じた美味しい革命 column151218_amr_3

本格的なビリヤニを味わって虜になるファンも多く、かく言う自分もその一人。


スパイスの香りとバスマティライス(インドの香り米)の香りが渾然一体となったライスに、長時間マリネされたチキンやマトンの旨味が染み込んで、そのパラパラとしたお米を頬張るごとに香りと旨味が押し寄せる。スパイス好きがたどり着くまさに”涅槃”のような料理なのだ。(いや本当w)

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ビリヤニは中世ペルシャを起源に中央アジアのプラオやピラフをルーツに持ち、ムガル帝国の宮廷でスパイスを取り入れて発展した高級料理。主にイスラム教徒の人々を中心にお祝い事の時よく食べられている”ハレ”の食べ物である。


日本で言う”お赤飯”や”ちらし寿司”のような立ち位置ながら、インド/パキスタンの各地でも様々な組み合わせで独特のレシピがあり、専門的な屋台からレストランまで色々な場所で食べられているが、不思議なことに日本での認知度は無いに等しかった。

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一昔前まで本格的なビリヤニを食べれるインド料理屋も殆ど無く、油で炒めたチャーハンの様な料理や、水分が多くリゾットのような料理をビリヤニとして提供するお店まである始末。

この状況を嘆いた東京のスパイス/インド料理好きなメンバーが集まり発足したのが前述の「日本ビリヤニ協会」である。


先日、主催するAllMyRelationsにてその「日本ビリヤニ協会」会長のビリヤニ太郎氏を招いてビリヤニ作りのワークショップを行った。

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