10月26日(金)下北沢Garageにて「TOKYO FALL-INTO LIVE Taiwan×Japan 浮遊會」と題したライブが行われます。
台湾からドリームポップ・バンド・U.TA屋塔(ウタ)が来日、迎え撃つ日本勢はSouth Penguin、羊文学、Youthmemory、Group2。
待望のライブを控え、今回はSouth Penguin(アカツカ)によるU.TA屋塔(ウタ)へのメールインタビューをお届けします。
U.TA 屋塔 – 緩飆公路 Highway Cruising (Official Music Video)
メールインタビュー:U.TA屋塔(ウタ)
South Penguin(以下、S) はじめまして。South Penguinのアカツカと申します。10月26日(金)は対バンが出来る事を楽しみにしています! ウタの音源をいくつか聞かせて頂きましたが、どれもドラムのフレーズが印象的でした。どういったところから曲を作り始めるのでしょうか?
U.TA屋塔(以下、U) South Penguinの皆さん、初めまして。U.TA屋塔(ウタ)の魚雷(ユレイ)と申します。私たちも今回の来日をとても楽しみにしています。South Penguinとの対バンには特に期待しています!
私たちの曲作りですが、まず私がパソコンで作曲しておおまかなデモを作ってからメンバー達に聞かせます。スタジオで各メンバーの考えも加えて形を作っていきます。たまにバンド練習の際のジャムセッションを録音して、そこから新しい曲が生まれることもあります。私は前回のLuuv Labelの中国ツアーでのインタビューでSouth Penguinを知りました。
インタビューでアカツカさんが仰っていた「最近の自分の作品のクリエイションは、ほぼゴミ箱から拾ってきたものだ。」という発言は非常に共感ができますね(笑)。
S 我々は以前、台湾でライブをしたことがあるのですが、お客さんがとても好意的に我々を受け入れてくれたのが印象的でした。台湾の方々からみた日本のバンドはどんなイメージがありますか?
U 台湾のオーディエンスはいつも自分たちの好きなものに純粋な情熱を傾けます。あなた達が感じた台湾のファンの暖かさは100%彼らの本音ですね!
日本のバンドでは、今年の3月にOGRE YOU ASS HOLEと台湾のManic Sheepとで3マンライブをしたのですが、オウガのステージは最高でした。彼らの曲は大好きです。
ドラムのTAOと申します。私はSouth Penguinの「house」のMVがとても気に入っています。特に最初の銃のところ。私もハンバーガーの自動販売機が欲しいです。もし松屋の牛カルビ定食の自動販売機があったら、もう最高です!
South Penguin – house (Official Music Video)
S ありがとうございます(笑)。今回、東京でのライブは初めてと伺ったのですが、東京で行ってみたいところはありますか?
U 私たちは2016年に日本でライブを行ったのですが、その時は大阪と京都でした。今回はU.TAバンドセットで初めての東京ライブです。
東京は旅行で何度も来たことがあります。来日中に好きな展示会かライブがあったらメンバー達と一緒に絶対観に行きたいですね。あとは、日本の楽器屋さんに行って、新しい機材を買うつもりです。
S もうすぐお会いできるのを楽しみにしています。
U.TA屋塔(ウタ)
2009年、台北で魚雷(ユレイ)とGarryによるアンプラグド・デュオとしてスタート、2013年に現在の4人編成となる。
コクトー・ツィンズやLUSH、Daughter、Deerhunterなどを有するイギリスの「4AD」レーベルのアーティストに影響を受け、独自のドリームポップ・サウンドを発表している。今月リリースされたにアジアのシューゲイズバンドのコンピレーション「Total Feedback」にも参加。
来年には4年ぶりとなる2nd Albumも控え、今後の活躍が期待されている。
メンバー
魚雷(ユレイ):Vocal、Guitar
Garry:Bass
John:Guitar、Synthesizer
JC Tao:Drums
South Penguin
2014年7月に東京で結成。
2016年7月、デビューep『alaska』をリリース。それに伴いライブ活動を開始し、<FUJI ROCK FESTIVAL’16>の「ROOKIE A GO-GO」に出演。
2017年6月台湾でのライブをもってアカツカ以外のメンバーが脱退し、その後はサポートメンバーを迎え活動。
同年7月、2nd ep『house』をリリース。
やりたいことに忠実に活動中。
メンバー
アカツカ(guitar / vocal)
U.TA屋塔(ウタ)とSouth Penguinの共演が観られるのは10月26日(金)下北沢Garage「浮遊會」。
他にも、7月に1st Full Albumをリリースしレコ発ワンマンを盛況に終えた羊文学、注目のインディポップバンドYouthmemory、ひねくれた個性が光るGroup2と注目のバンドが出演します。
さらにDJとしてD.A.N.やトクマルシューゴサポートでおなじみの小林うてな、South PenguinやYogee New Wavesのサポートも務める二カホヨシオ、Luuv Labelオーナーの盧佳霊も参加。お楽しみに!
EVENT INFORMATION
U.TA屋塔(ウタ)
TOKYO FALL-INTO LIVE Taiwan×Japan 浮遊會
2018.10.26(金)
OPEN 18:00 / START 18:15
下北沢 Garage
ADV ¥2,400 / DOOR ¥2,800(+1 Drink)
【出演】
U.TA 屋塔(ウタ / South Penguin / 羊文学 / Youthmemory / Group2
DJ&Live Set:UTENA KOBAYASHI / 二カホヨシオ / 盧佳霊(CN)
U.TA屋塔(ウタ)
・https://www.luuvlabel.com/uta
・https://utaband.bandcamp.com/album/xiang-limited-edition-summer-2018
Dai Ogasawara
Ano(t)raks運営 渋谷系という言葉が生まれる以前の90年代初頭、インディーポップバンド Candy Eyes を結成、Vo.&G.を担当。初期の音はカジヒデキ氏に「日本の Mighty Mighty」と評される。2012年、The Paellas(現Paellas)のEPリリースを皮切りにネットレーベル活動を開始。リリース系統は、Indie Pop、City Pop、Electro Pop、Indie R&B、渋谷系等。
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