アートブックノススメ：番外編｜VOLOJZA – 『アメリカ合州国』『新アメリカ合州国』『カナダ エスキモー』／本多勝一

昨年から続くコロナ禍が猛威をふるい、今年のゴールデンウィークはおうちで過ごす人も多いのではないでしょうか？　おうちにいる機会に、ゆっくりと写真を眺めたり、こだわりの質感を感じることのできるアートブックにも注目が集まっており、Qeticでも『アートブックノススメ』として、毎月編集部がピックアップしたアートブックを紹介しています。

今回はゴールデンウィーク特別版として、クリエイターやアーティストのオススメの書籍をご紹介！　アーティストたちの本棚にはどんな本が並んでいるのか、中でもオススメの一冊とは！？　リアルな本棚の写真と共に、お気に入り書籍の紹介コメントも。長く休みが続くゴールデンウィークのお供となる本を見つけられるかも！

今回は、RHYDA、KMC、Dos Monos・没が参加する新曲“AAAA-4”とそのリミックス企画が話題なVOLOJZAが『アメリカ合州国』『新アメリカ合州国』『カナダ エスキモー』／本多勝一をピックアップ！

VOLOJZA – 『アメリカ合州国』『新アメリカ合州国』『カナダ エスキモー』／本多勝一

『アメリカ合州国』は元朝日新聞記者の著者による1969年の５月末から11月までの半年間、主にニューヨークと新南部に滞在し現地の黒人やネイティブアメリカンに取材したルポルタージュ。『新アメリカ合州国』は『アメリカ合州国』から32年後の2001年に同様の場所を再度取材した続編。『カナダ＝エスキモー』は1963年の5月から６月に同僚だった藤木高嶺氏とエスキモーの部落に１ヶ月住み込みした体験ルポ。

自分は自分の狭く浅い視野でしか物事をとらえていなかったんだなと痛感しました。

『アメリカ合州国』は近年のBLM問題にも連綿と続いている事がとても多いと感じました。闇は深いです……。

『カナダ＝エスキモー』は生で食うトナカイの味や白夜で夜がないので時間の概念が存在しないとか自殺の捉え方などとても興味深いです。
他にもたくさんのルポルタージュを書かれているので色々読んでみようと思ってます。

『アメリカ合州国』『新アメリカ合州国』『カナダ＝エスキモー』