2017年を振り返ると
脱・出不精を果たしたような気がする。
ある深夜ラジオから
「とにかく外に出れば
人は幸せを感じて帰ってくるようにできている」
なんていう言葉が
聞こえてきたことがあった。
家の中、
自分の哲学を計算し直すことも大事
だけれど、
想像もしないで
“なんとなく”街を歩く時間は
もっと大事かもしれない。
私たちは
特別なステージがあるなし関係なく
ただ生きているだけで
見知らぬ誰かにエールを贈っている、と思う。
スターが歌を歌って
観客に元気を与えるかのように。
数年前、
赤い服ばかり着ていた頃。
御徒町の交差点で
信号待ちをしていると
「あなたの服装は周りに元気を与えるね。」
と、突然見知らぬおじさんに
声をかけられた。
もちろんびっくりして
一歩引いてしまいそうになったけど、
おじさんの真心いっぱいの表情に
心がほぐれた。
当時は、
なんかちょっと感動したかもくらいの
漠然とした気持ちで
その状況を受け取った。
今思い返すと、あの出来事はまさに
「人は生きているだけで
誰かにエールを贈っている」
の体現だったと思う。
“生きているだけで誰かにエールを贈っている”
そう思うようになってから、
散歩するのが
より楽しくなって
好きになった。
ブスNY行きたい族
そして散歩する機会が増え、
何気ない日常に
目を凝らすことも増えた。
そこで見つける、
”妙ちきりんな世界” は
私の目を釘付けにした。
少し不気味だけど惹かれる景色。
「1本の木に群がったおもちゃたち」
これは東京のある街を
深夜に散歩していたとき、目撃。
あらゆる想像が
一瞬にして1000は浮かんだ気がする。
おもちゃの寄付を集ったのかな…
トイストーリーは
ファンタジーじゃなかったのかも…
ちょっと気味悪さだってある…
今思い出しても不思議な瞬間だった。
来年はどんな妙ちきりんな
景色、世界を見れるかな。
みなさん、
今年もお世話になりました。
ブスNY行きたい族、
実は今年1度もLIVEをしてないんですが、
わたしたち4人は
それぞれの活動に励む1年を
過ごしたと思います。
映画製作も順調に進んでいるので
お待たせし過ぎていることが
本当に心苦しいですが、
その日までいましばらくお待ちください。
街で会ったら声かけてくださいね。
では、また来年!