2020年、年明け早々から猛威をふるい始めた新型コロナウイルス。もう自粛生活が長すぎて、春物の服をほぼ着ることなく夏物を着る季節になってきた人も多いはず。各プロレス団体・プロレスラーにとっても、そしてファンにとっても辛い期間が続いています。
緊急事態宣言が解除されたものの、まだ油断できない状況の今。こんな状況だからこそぜひ応援したい、プロレス系飲食店(呼び方にセンスが無くてすいません…)を何回かに分けて紹介していきたいと思います。
①鍋家 黒潮(足立区竹の塚)
まず紹介したいのは、足立区竹の塚にある「鍋家 黒潮」。そう、お店の名前からお気付きの方も多いと思いますが、我らのカリスマ黒潮イケメン二郎選手のご実家のお店なのです。竹の塚駅を出ると、イケメン選手の入場曲でもある福山雅治さんの「HELLO」を聴きながら、「(イーケーメン!イーケーメン!)」と心の中でイケメンコールをしながらお店へ向かいます。お店に入ると、これまた息子さんに負けないくらいカリスマオーラ抜群のイケメンお父様が迎えてくれます。
店内には、イケメンさんのグッズなどファンにはすごく嬉しい貴重なプロレスグッズが、ものすごく普通に並んでいました(笑)。
乾杯したら、気になるお鍋の前にまずは一品料理や刺し盛り等を頂きます。どれも新鮮且つ驚くほどボリューム満点で、食欲もお酒も止まらなくなる逸品ばかり。美味しいお酒とおつまみを頂きながら、お父さんからイケメンさんにまつわる貴重なお話を色々と伺っていると、いよいよメインのお鍋が登場!
いや、ボリューム!取り急ぎ、いやボリューム!!この日は3名で伺っていたのですが、まずはこの量に驚きました(笑)。しかしこれが美味しすぎて、最終的に軽く取り合いになるほどペロリと完食してしまうことに…。しっかりとした出汁に、男性には嬉しい盛り沢山のお肉。そして野菜やキノコ類とも実に相性が良いスープで、本当に栄養抜群で美味しい食事を楽しめるんです。
美味しいお料理と、美味しいお酒と、最高に面白いお父さんのトークと。楽しすぎて終電を忘れてしまうくらいあっという間の時間になると思いますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。(誠に恐縮ながら、イケメンさんのジャケット着用でお父さんと記念撮影させて頂きました。)
②うまい肉と麺の店 ヨネ家(大田区池上)
次に紹介させて頂くのは、池上駅近くにある「うまい肉と麺の店 ヨネ家」。こちらは店名からもお分かりの通り、プロレスリング・ノアのモハメド・ヨネ選手のお店になります。入口から入って正面のカウンター席では、ヨネさんの素敵なブロンズ像が出迎えてくれますよ。
ヨネ家さんの名物は何と言っても幻霜ポーク。柔らかくてすごく甘みがあるポークで、これが本当に絶品なんです。幻霜ポークだけでも「幻霜筋カレー」「幻霜ポーク焼き」「幻霜トントロ焼き」「幻霜ポークの唐揚げ」など、沢山のメニューがあるので色々な楽しみ方ができますし、僕もヨネ家さんに行くと最初に必ず注文します。ガッツリとした料理のはずなのに、その美味しさのせいで食べれば食べるほどもっと食べたくなる魔法のようなメニューです。完全に食欲が界王拳10倍くらいになったので、ガッツリ他のメニューも頼んでみました。
絶妙なガーリックバターソースがたまらない「にんにくバスターハラミ」と「エビフライ」を注文。どちらもボリューム満点で美味しくで、やっぱりついつい食べすぎてしまいます。ある程度お腹も満たされたところで、おつまみに生ハムと梅きゅうを注文。
もちろんどちらも美味しかったのですが、特に驚いたのがこの生ハム。黒毛和牛の生ハムらしいのですが、ご覧の通り普通の生ハムと違ってとても肉厚且つとても濃厚な味で、まさに絶品でした。他にもたくさんの美味しいメニューがありますし、時々レスラーの1日店長イベントもされていますので、行く度にいろんな楽しみがありますね。運が良かったらヨネ選手ご本人にもお会いできるかも・・・!?
INFORMATION
うまい肉と麺の店 ヨネ家
03-3751-3050
東京都大田区池上3-35-7
OPEN 11:00~14:00(L.O.13:45)、17:00~22:00(フードL.O.21:30、ドリンクL.O.21:45)
定休日:水曜
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③ジャイアント馬場バル(港区新橋)
今回最後に紹介させて頂くのは、港区新橋駅すぐ近くにある「ジャイアント馬場バル」。まず僕のお勧めポイントがお店の入口なのですが、この設置してあるテレビが絶妙に昭和のプロレス街頭中継を再現してくれています。僕はその時代をリアルタイムで生きていないので、やっと実物を見ることができたような没入感がありました。
店内に入ると等身大の馬場さんが出迎えてくれて、店内には馬場さん思い出の写真やガウン、ベルトのレプリカなどが展示されています。プロレスを見ながら食事ができるのも本当に嬉しいですね。ということでワクワクしながら席について、まずは生ビールで乾杯。
このシューズ型のグラスが、馬場さんのリングシューズを連想させてくれます。乾杯が済んだら、早速名物料理の「16文巨大ハンバーグ」と「元子式コンソメビーフシチュー」を注文。
馬場さんのお店ならではの特大ハンバーグは本当にインパクト抜群。まずは16文の迫力に圧倒されながら、ジューシーで美味しいハンバーグに舌鼓を打ちます。ソースも自分の好みで色々なソースを選べるので、充実した味変も魅力的。ビーフシチューには「元子式」と名前が付いていますが、その名の通りジャイアント馬場さんの奥様元子さんのレシピを再現されていて、通常のビーフシチューのようにデミグラスソースを使わずにコンソメと白だしで作られているそうです。さっぱりしながらもしっかりと味が染み込んだ絶品シチューで、みんなでぺろりと平らげてしまいました。お店のメニューは基本的に馬場さんが好きだった料理や、馬場家で元子さんが作られていた料理で構成されているのですが、その他のメニューも注文してみました。
やってきたのは「馬場さんの好きなものサラダ中華風味」と「骨付きチキンの唐揚げ」。「馬場さんが好きなもの」なんて書かれたら、ファンは注文せずにはいられないですよね(笑)。トマト、アボガド、豆腐、松の実が入った馬場家特製サラダなのですが、シチューと共に食べるのが馬場家の定番だったとか。栄養バランスも素晴らしい上に、どちらも食べ応え抜群で美味しかったです。馬場さんの思い出に囲まれて、馬場さんの試合映像を見ながら、馬場さんが好きだった料理を頂く。ファンとしてはこの上ない至福の時間でした。
ちなみに、馬場バルさんでは嬉しいオリジナルグッズも購入が可能ですので、ぜひグッズ売り場もチェックしてみてくださいね。
INFORMATION
ジャイアント馬場バル
050-2019-5257
東京都港区新橋2丁目9−17 第二常盤ビル B1F
月〜金】OPEN 11:30〜15:00 (LO 14:30)、17:00~23:00 (フードLO.22:00 ドリンクLO.22:30)
【土・祝】 OPEN 12:00~22:00 (フード.LO.21:00 / ドリンク.LO.21:30) ※日曜日は完全予約制
定休日:年中無休
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今回は「鍋家 黒潮」「うまい肉と麺の店 ヨネ家」「ジャイアント馬場バル」の3店舗をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。できればシリーズ化してプロレスファンが集えるお店を色々と紹介していければと思っております。まだまだ世の中的に油断できない状況が続きますが、プロレスファンが楽しく美味しくプロレスを語れる場所は、これからもずっと応援していきたいですね。
次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。