ダンスで表現をすることは沖縄に住んでいた7歳の時から。アメリカのカリフォルニアに移住してからもずっと続けていました。現地ではバレエ・JAZZ・コンテンポラリーも習い、そこで様々なジャンルを自分なりに捉えて表現する楽しさに目覚めました。日本とアメリカの違いで言うと、性格的に日本人はシャイでアメリカはオープン。でもダンスの世界では情熱と表現の仕方に壁はないと言い切れます。そこが私のダンスに魅了されるポイントです。よく人から聞かれる私のダンスファッションスタイルについては経緯があって。幼少の頃アメリカでコンテストに出場するようになって、自分のハーフの顔で他のアメリカ人の顔立ちに負けないよう日常的に研究し自分なりのヘアメイクファッションを習得しました。なのでアメリカの要素を取り入れた、というよりもダンス人生の中で培ってきた上での今の私のファッション・メイクスタイルがあるのかなと感じています。
現地ではレッスンでもメイクを完璧にしていることが普通で、ノーメイクでレッスンを受けるとやる気ないなと思われてしまいます笑 。なので日本に来てダンスレッスンでノーメイクの人が多くてびっくりしました!私はヘアメイクが完成していないと自分の姿を鏡で見たときに世界に入り込めない、テンションが上がらないんです。さらにはLAだとダンスの世界で有名になりたい人はメイクとヘアレッスンに通わないといけません。そのぐらいメイクやヘアスタイルも重要視されているのが日本との違いかも。
アメリカはHIPHOPだとワイドパンツやダボっとしたファッションがメジャーです。動きやすいのでエネルギッシュでパワー感出せるかなと思います。あとはヴィンテージスタイルも人気。メイクはマストで赤リップがトレンド。そういう私個人、踊りやすいのはHIP-HOPですが、一番気持ちいいと感じて好きなのは、実はコンテンポラリーダンスだったりします。こういうことも私の今のスタイルには影響もしていると思います。私がリスペクトしているコレオグラファーはたくさんいますが、その中でもFAKYの「GIRLS GOTTA LIVE」振付のGalen Hooksは本当に素敵!ずっと前から大好きで、憧れの存在だったからやってもらった時は嬉しかったな。
ちなみに、彼女もコンテンポラリーベースでHIPHOPをMIXしていて、彼女が創る振付は、一見難しそうに見えないのですが、止まるところをしっかり止めるなどポイントがあり、映像で見ると本当にキレイで尚且つ、ダンスにパワーがあってすごくかっこいいんです。
Bishop Briggs – River – Choreography by Galen Hooks – Filmed by @TimMilgram
Billie Eilish – “i love you” | Galen Hooks Choreography
憧れのGalen Hooksが振付したFAKY / GIRLS GOTTA LIVE
【MV】FAKY / GIRLS GOTTA LIVE
最近はSean Lewという10代の若いダンサーが気になっています。5歳の頃から様々なダンスコンテストで優勝もしていて今世界的にも大注目されています。まるで流れるお水のように踊っていて、どんなジャンルでも彼にしか出来ない表現がかっこいい。昔アメリカでWORK SHOPに参加した時に実際に生でSean Lewのdanceを間近で見て、凄く衝撃を受けたのを覚えています。同年代なのであれから今でもずっと彼からインスパイアされています。
Sean Lew | Front Row | World of Dance 2017 | #WODLA17
最近面白いなと思っているのが“Woah!”という手振りの動き。アメリカのHIP HOPラッパーが創った手振りで、ダンサーではなくラッパーが遊びの延長戦で発案したダンスが世界中で流行っていること自体も凄いと思っています。
KRYPTO9095 FT. D3MSTREET WOAH (OFFICIAL SONG TO WOAH DANCE)
私自身も過去に自分の曲で振付を創りましたが一から一人で振付を考えるのはとても大変。だけど楽しい時間でした。他、ラジオWREP 6でダンスカバーをしていたりもちろんグループでもずっとダンスのことを考えています。
Choreography Challenge#ゴジレプ #コレチャレ
x Akina https://t.co/1lhzQBPQR4 pic.twitter.com/UQayU0wpQP
— FAKY (@FAKYjp) June 25, 2019
私にとってダンスは歌で表現することと近いものであると思ってます。
歌ってその歌詞の言葉だけでは伝えられない感情や気持ちまで表現出来ますよね。
ダンスも一緒で自分が感じたその事を体で表現出来るので、私の人生には欠かせません。
70歳になってもずっと踊り続けたいです。
text by Akina
PROFILE
Akina
チャーミングな笑顔とセクシーさ。どちらの顔もみせるAkina は、アメリカと日本のハーフ。幼少期を沖縄で過ごし、再びアメリカへ渡り、各地を転々として育ちながらFAKY に加入するため、カルフォルニアから東京にやってきた。バレエ、コンテンポラリー、ヒップホップ等幅広いジャンルを操るメンバー1のパフォーマー。
音楽はオルタナティブR&B からエレクトロのアーティストまで幅広く愛聴しており、自身で作曲も手掛けるなどクリエイティブ力は抜群。現在Lilʼ Fang と共にMC を務めるラジオ番組「WREP 6」ではカヴァーダンスを披露し、「世界一フォロワーの多いダンサー」として有名なMatt Steffanina などからも評価され話題となっている。
FAKY
“次世代ガールズ・ユニオンFAKY”
フェイクなフリしてとことんリアルに。
ルーツもスタイルも異なる最強の5人が集結(=ユニオン)。
2016年に発売した『CANDY』はiTunes総合トップアルバムにおいて、アリアナ・グランデ、レディオヘッドに次ぐ3位を獲得。
2017年に発表した『Surrender』は「Spotify」Viral Top 50チャートにて日米Top 10入りを果たした。
2019年7月には、ガールズパワーをテーマにしたダンスシングル3部作のリリースを発表。YouTubeのミュージックビデオが、3作合計で500万回再生を突破した。
2020年2月には、AbemaTV「月とオオカミちゃんには騙されない」に出演中のHinaの心情を歌にした「half-moon」をリリース。
ブラジル公演やカナダ公演で大成功を収めるなど、世界のトップクリエイターを迎えたクリエイティブの高さと彼女達のパフォーマンス力に各国から注目が集まっている。
FAKYオフィシャルサイト
RELEASE INFORMATION
Degital Single『 half-moon 』
Hinaがコンセプトメイク、Lil’ Fangが作詞をした
FAKYの新たな挑戦を感じるバラッド。
2020年2月26日リリース
詳細はこちら
EVENT INFORMATION
FAKY ONEMAN LIVE “NEW AGE”
2020.5.31(日)
OPEN 17:00 / START 18:00
東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGE会
チケット購入ははこちら