日々の喧騒の中から少し深呼吸をして、今ある暮らしを眺める。そんな時に言葉や写真を残すことで新たな気づきがあるかもしれません。
『葉書のえらびかた』は、暮らしにまつわる気づきに対し、ラッパー・maco maretsがゲストを迎え、エッセイを交わすQeticオリジナル企画です。写真提供はmaco maretsのMVを多数担当し、近年では広告映像など活躍を広げている写真家/映像作家・河澄大吉。
第一回のharu.編、第二回の藤井相馬編に続き、今回登場していただくのは、米山ミサのソロプロジェクト・浮(ぶい)。ギターの弾き語りをはじめ、バンド編成“浮と港”や言葉と音楽のユニット“ゆうれい”など表現の幅を広げて注目を集める中、今年9月には1stアルバム『三度見る』のアナログリリースをした注目のアーティストです。
ホストの2人とは、maco maretsの“Mizu no katachi (feat. 浮 & TiMT) ”にて、客演とミュージックビデオ監督として作品をつくり上げた関係性。今回のゲスト紹介文は、浮とも親交の深い河澄大吉が担当。
それぞれが紡ぐエッセイと映像とは。ぜひ最後までお楽しみください。
葉書のえらびかた – 浮編
暮らすことは、
人に会いに行くこと。
おいしいものを食べること。
よく酒を飲むこと。
と教えてくれたのは浮でした。
僕とmaco maretsが出会った日、 その日のSolfaには浮の作ったカレーの香りがただよっていました。
河澄大吉