ブラックメタル女、さゆきです！ 先日、ついにブラックメタルバンドのライブに行って参りました！ ポーランドでライブを観るのは実に1年ぶり！ 今年の5月にポーランドに戻って来てから4か月の間、わたしの好きなバンドがライブをやってくれずにやきもきしていたのですが、やっとですよ、やっと！ そんなわけで、記念すべき今年初のライブは……
Arkonaでした！ おそらく日本のメタラーさんの90%以上がロシアのArkonaを思い浮かべたと思います、今。あれでしょ、来日もしたフォーク／ペイガンメタルのArkonaでしょ？ と思ったことでしょう……残念！ 今回わたしがライブを観たのは、ポーランドで1993年から活動し続けているポーリッシュ・ブラックメタルバンドのArkonaです。ポーランドのArkonaの魅力は、何と言ってもキーボードとギターが奏でるポーランドらしい抒情的なメロディの美しさ！ そんな美旋律をぶちまけながらも、きちんとブラックメタルらしい地下臭さは忘れずに、アングラな雰囲気を醸し出しているところが素敵なのです。
この日のライブ会場は、Żagań（ジャガン）というドイツの国境にほど近い小さな街にあるライブハウス。人口2万人の街のはずれにぽつねんと佇むそのライブハウスは、なんと鉄道会社の倉庫を改造して作られたそうです。なんとまぁ！ ポーランドには、実際の工場の一部をライブハウスにした場所もあるし、もうホント、なんでもありですな。（今度、ポーランドのライブハウス事情についてもお話しようかと思います！）
やはり小さな街だけに、会場も小さく収容人数は頑張って150人程度かな、というこぢんまりとした会場。そして元は鉄道会社の所有物だけあって、ライブハウスの建物のすぐ隣には線路が走っています。ライブ前にちょいとこのŻagańの街中を散策してみました。が、しかし何もない！ 一軒家や集合住宅が立ち並ぶただの住宅街ではないですか！ お店も、スーパーや小さな商店しか見当たりません。ものの10分で飽きたぞ、あたしゃ。そんなわけで会場に戻り、楽屋裏にお邪魔してみました。小さなライブハウスの割にはなかなか広々としていますね！
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