モンテゴベイやネグリルなどいくつかあるジャマイカで有名なリゾート地の1つ、オチョリオスに向かっていた。
キングストンから隣町のスパニッシュタウンへバスで、そこからまたバスを乗り継いで山道を行く。所要時間は約2時間。
ジャマイカでバスというと、公共のバスと乗り合いバスの2種類。どちらも便利なのだが乗り合いバスが面白い。バスが溜まっているところで「スパニッシュタウン行きはどれ?」と仕切っている兄ちゃんに聞くと「これやこれや!」と教えてくれる。
乗り合いということで人が集まるまで出発しないが、走っている途中でも乗せてくれる。道を歩いていたらクラクションを鳴らして「◯◯行きやで~、乗るか~?」といった具合。運賃は乗る距離にもよるが100ジャマイカドル(約100円)くらいだ。
10~20年くらい前の型のマイクロバスで、20人くらいがぎゅうぎゅう詰めで乗っている。通学、通勤、デートなどジャマイカ人の生活が垣間見れる楽しい時間。
島の北海岸に位置するオチョリオスはマイアミなどから出ているカリブ海クルーズの豪華客船も寄港する港町で、白人観光客も多い。
無事到着し、街の中心部にあるメインのビーチへ。
ビーチは賑わっていて、サッカーなどを楽しむ子どもたちも多い。
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