以前からアメリカの国立公園に行ってみたいと思っていた。
グランドキャニオンなど、アメリカにある究極の自然を保護し、見学することができる国立公園。
カリフォルニアにもいくつかあって、今回はジョシュアツリー国立公園に行くことに。
LAから東に向かって2時間ほどひたすら車で走る。
都会的なフリーウェイの景色からどんどんのどかな地域に入っていき、後半は広大な自然の中に道路が1本、という状況になる。
途中、パームスプリングスという砂漠の中にあるリゾートに寄り道をした。砂漠とパームツリーと素敵なホテル。バケーションには最高だ。
<コーチェラフェスティバル>が開催されているコーチェラバレーの近くで、パームスプリングスに滞在してフェスに行く人も多い。
パームスプリングスにはACEホテルもあり、「ACEホテル & スイムクラブ」として営業している。夕方に立ち寄って休憩、レストランで食事をした。
パームスプリングスからジョシュアツリーへは45分くらいの砂漠ドライブ。針葉樹「ジョシュアツリー」がそのまま名前となった街が姿を現す。
国立公園は街の中にあり、入り口で車1台につき25ドルの入場料を支払う。そこからは見たこともないような景色が広がっている。
見方によっては松のようにも見える木が、一面の砂漠や岩の土地にずっと向こうまで生えている、という印象。
ゲートから奥に行けば行くほど大きなジョシュアツリーが生えていたり、巨大な岩がゴロゴロと転がっていたりと、自然というものをまざまざと見せつけられる。
地図を見ればわかるが、公園と言っても広さは3,000km²を超え、東京都の1.5倍。中に入るとガソリンスタンドや売店は無いのでそれなりの準備が必要だ。
LAをベースに考えると遠出になるので宿も必要。
今回は空き家や部屋を貸りることができるAirbnbを利用してジョシュアツリーの田舎町に宿泊した。
国立公園のスケールもでかけりゃ、民家のスケールもでかい。だだっ広い庭(!?)にポツンとお家。そこに繋がる道もこれは道なのか? というような、荒野の中を行く感じ。もちろんちゃんと住所があって、ストリートの看板もある。
「外でくつろぐなら焚き火もできるからね」と家主。夜に星空を眺めながらした焚き火もまた良い思い出となった。
こうしてLAの街を離れて過ごすのもまた貴重な体験で、場所によって全然違う表情を見せるアメリカ大陸の大きさを感じることができた。
つづく