子どもの頃から親に連れて来てもらい、大人になってからも何度も来ているハワイ。

いつ来ても最高で最強。

気候、空、海、街、人が温かく迎えてくれる。

今回も気楽な気分でやって来て、初日はビーチでゆっくりと過ごした。

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今回の目的は、レゲエとそのメッセージを世界に知らしめたBOB MARLEY(ボブ・マーリー)の一番下の息子、DAMIAN MARLEY(ダミアン・マーリー)の全米ツアーのハワイ・ホノルル公演。

父の愛称“TUFF GONG”にちなんで、“JR GONG”と呼ばれるDAMIAN MARLEYは現在のダンスホールレゲエシーンのスーパースターだ。

滞在初日をゆっくりと過ごし、めでたくハワイタイムをゲット。

2日目も夕方のJR GONGのショーまでビーチでゆっくりし、ゆっくりランチを食べ、またビーチでゆっくり。とにもかくにもゆっくりと過ごす。

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会場となったのはワイキキから少し西に行ったところにあるNEAL S. BLAISDELL ARENA。東京でいうと日本武道館くらいのサイズのアリーナで、プロレスなんかも行われている“武道館”なのだろう。

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この日はJR GONGの他にハワイのレゲエアーティストJ-BOOGも出演するとあって、会場にはたくさんのロコが集まっていた。

ジャマイカと同じくトロピカルアイランドのハワイにもハワイアンレゲエやジャワイアンなんて呼ばれたりする音楽があり、J-BOOGやそのボス的存在のFIJIといったアーティストが活躍している。

J-BOOGがこの日披露した全ての曲で観客も同じように歌い、アロハサインを挙げ、笑顔で楽しんでいた。本当に人気があり、愛され、支持されていると感じた。

そして、DAMIAN “JR GONG” MARLEYの出番だ。

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地面につく程長いドレッドを振り乱し、ラスタフラッグの旗振りを従えて登場。

自身の最新アルバム『STONY HILL』を引っ提げたツアーということで収録曲を中心に構成しつつも、代表曲“WELCOME TO JAMROCK”、“ROAD TO ZION”、“ME NAME JR GONG”、さらには誰もが知る父親BOB MARLEYの楽曲も織り交ぜたステージ。

Damian Marley – Welcome To Jamrock

2011年のNASとのツアーを観て以来、もう一度観たいと思いながらやっと機会を得た今回のライブで感じたのは、声量が凄い。そしてほとんど休憩なく2時間ほど歌いっぱなし。

こちらも集中しっぱなしであっという間に終了。19時に会場入りしてから気づいたら23時。

ロコたちに混ざり、「いやー、最高だったねー」なんて言いながら夜道を帰っていく。

当たり前だが、こういったアーティストが英語圏で行うライブは歌詞もMCの内容もダイレクトに生の反応が起きるので楽しい。ハワイで観ることができたのもプラスし、いつも聴いていた音楽が何倍にも良く思えた。