ハワイは、オアフ島やハワイ島には行っているのだが他の島に行ったことがなく、そろそろ行かないとなと思っていた。
そこで、オアフ島滞在中に1泊2日で以前から興味があったカウアイ島へ行ってみることにした。
カウアイ島へはホノルルのダニエル K イノウエ空港から約40分のフライトで価格も安い。宿泊はAirbnbを利用した。
カウアイ島は、、、大自然。
山、川、海だ。
バゲッジクレームがもうほとんど屋外のようなリフエ空港に到着し、レンタカーでまずは島の北端にあるケエビーチを目指した。
オアフ島と同じように内陸が山になっていて海沿いに道が敷かれている。そんなに大きな島ではないので空港から北端までの半周は約60分ほどだ。(カウアイ島の道路は島を1周していない)
海の真横を走っていたと思ったら急に山間部になったり、登り下り、局地的な雨など、60分のドライブの間に色んなことが起こる。車1台通るのがやっとくらいの道幅の橋も多く、自然に譲り合う。下調べで見た画像とマップから、目的地を「向こうに見えているあの山の下なんだろうな」と想像しながら行く。
東回りの道路の一番先がケエビーチだった。
ナパリコーストにある美しいビーチで、カララウトレイルというハイキングコースのスタート地点にもなっている。次回は上空からこのナパリコースト一帯の絶景を見てみたいと思う。(リアルジュラシックパーク！)
夜になると何も見えないような暗闇になるので宿で早めに体を休め、翌日は島の西側にあるワイメアキャニオンを目指した。
今度は約90分のドライブ。道中にいくつかある景色が綺麗なシーニックポイントで毎回車を停め、むき出しの自然を体感する。
カウアイ島は大自然の中に道があって、そこを走っていると看板が現れて街に入る。街が終わるとまた自然に戻る。その繰り返しで、なんだかドラゴンクエストみたいな感じ。
ワイメアの街に入り、渓谷がある山に向かって走ったところにある見晴らしポイント。そこで見た景色は、これまで見たことがない、何の疑いもなく絵だと思うようなものだった。
絵ではない、これは目の前に広がる現実。
大きい島じゃないはずなのにという先入観のイメージと、遠く向こうまで続くこの現実の光景に困惑した。これもハワイ。
しばらく見入ったあと、昂ぶっていた気持ちも落ち着いてきたところで下山し、近くのポイプービーチへ。
ここもまた美しく、オアフ島のビーチとはまた違う時間が流れていた。
朝の動き出しが早かったこともあるが、やはり島が大きくないのでワイメアキャニオンから降りてきてもまだまだ夕暮れまで時間があり、このビーチでひたすらゆっくりし、日々の目まぐるしいスピード感の生活をリセットすることができた。
カウアイ島に来て学んだことは「休憩」をすること。
目的地までは長い道のりではなかったが、途中でコーヒーブレイクを挟んだり、タコスを買ったり、シーニックポイントに入ったり、これまでどの場所でも一直線に目的地を目指す性格だった自分が自然と車を停めて休憩をしていた。一息ついてまた出発。
これから生きていく上でも大事なことなのかもしれないと思った。
カウアイ島、また行きたい。
