ミッション2:折り鶴を届けます。

ブラジルが誇る世界的パーカッショニスト、ナナ・ヴァスコンセロス。映画の中では、サンバの歴史がアフリカにつながっているという、非常に大事な歴史を語っています。公開数日前に、彼が肺がんで闘病しているという事を知り、私たちは、折り紙で折り鶴を折ることにしました。劇場のUPLINKさんに折り紙BOXを設け、ナナさんについてのトークショーも行いました。

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ケペル木村さんがナナ・ヴァスコンセロスの魅力を語ってトークショー。その後に、折り鶴タイムも。

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公開から約3週間で、ブラジルカラーの折り鶴がたくさん集まりました。彼が住む、ブラジル北東部にある世界遺産の街オリンダのご自宅まで、この折り鶴をお届けしてきます。

しかし飛行機に乗っているこの瞬間も、本当に無事ブラジルに入国できるのか? まだ心配……。何故って、海外出張に慣れている私なのに、今回は、旅のアレンジの勝手がいつもと違って、ドッキリの連続だったのです。そのお話はまた別コラムで。

でもね、おもしろいメッセージも沢山おりてきているんです。品川で成田エキスプレスを待っている時、美味しいコーヒーが飲みたくなって、豆にこだわってそうなお店にはいりました。

私「今日のコーヒーのショートをください。」

店員「はい! 本日のコーヒーは、ブラジルになります。」

この会話で、あ! 大丈夫だ! そう思ったのでした。

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