どうも、オーストラリアワーキングホリデー中のよっちゃんです。今回のコラムは昨年度、夏に京都の山奥にて瞑想10日間合宿に参加した時の体験談を書き下ろします。

そもそも、瞑想合宿に興味を持った理由は、何故だか国籍問わずバックパッカーの中にスピリチュアルが好きな人が多く、日本に帰国予定のあった私は、国内でも体験でき且つ、ドネーションだけで参加出来る合宿を見つけたので、興味本位でこの合宿に参加したのがキッカケでした。

他のコラムやブログにも「瞑想合宿」の体験談は多く書かれていますので、タイトルにありますように“ナチュラルハイ”にフォーカスを当ててご紹介していこうと思います。

まず、基本的な合宿中のルールがあります。

・ベジタリアンな食事のみ
・禁酒喫煙(ドラッグも禁止)
・他人とのコンタクト禁止(目線も含む)
・電子機器は使用禁止(携帯/PC没収)
・異性との接触禁止
・書き物、読み物禁止
・性行為禁止
 

これが厳しく禁止され、辛い人は徐々にリタイアし、最終的に1、2割くらいの人が離脱していました。

参加者は国籍問わずで、英語ガイダンスもあり外国人の方も多く参加しており、事前の予約制でしたが半年前でもキャンセル待ちがある程、人気の合宿のようでした。一回の合宿参加人数は男女含め50人程でした。

次に、1日の流れですが朝4時に起床、就寝は夜9時過ぎでトータル1日10時間程の個人/グループ瞑想をします。

瞑想って何?と思われる方が多いと思いますが、自分なりに説明すると「人は常に過去または未来の事を考えている」のですが、それを辞め今、自分が感じている事、言い換えると、自分自身に起こっている些細な事でも何かしらの変化をリアルタイムに感じ取る事が大切な瞑想の心得だと思います。オリジナルはブッダが行ったひとつの修行方法みたいですね。

環境ですが、場所は京都の自然にあふれた山奥でとても静かで鳥の声や、川の流れる音などが聞こえるロケーションです。瞑想ルームは無音で薄暗く、参加者全員が収容できる程の大きめのホールで、合宿中は自分自身の体や精神のコンディションは食事や生活リズムが整うと共に、とても瞑想に集中でき、感覚がとても敏感になれます。
 

さて、ここからが本題で以下、「瞑想ナチュラルハイ」のトリップ体験談ですが…

正直、ナチュラルハイの世界にたどり着くまでは苦痛を強いられる日々が続きました。

初めの3日間位は、瞑想に集中することで精一杯で、瞑想中、あぐらをかくのですが足が痛くなり、それに耐えるだけで必死でした。ようやく、感覚が慣れてきた、6日目の夜でしたが、これが初めて私が体験したナチュラルハイでした。

ざっくり論理的に説明すると、座禅も瞑想も構造は似ていて、足を組むことにより血管を縛り、通常、「痛い」と感じるその感覚を「気持ち良い」と感じれるようになり、その痛みや精神的な全てを肯定的に受け止めて行くことにより、ナチュラルハイを感じられるような気がします。(※とてつもなく持論で理解しづらくてスミマセン…)

一度、ナチュラルハイの体験をしてからはイキ方が分かり以降、ほぼ毎回、その感覚に陥る事ができ、最終的には20分程でナチュラルハイになれました。しかもコレがめちゃ気持ち良かった!

合宿最終日10日目のみ、参加者とのコミュニケーションが許され、見た目は間違いなくバックパッカーの方もちらほらおり、その方々との会話の中では「ナチュラルハイは存在する」、「幻覚も見えることもある」、「キマり方がマリファナと似ている」等、興味深いお話を伺いました。

ここでようやく、私は「何故、バックパッカーが瞑想に興味がある人が多いのか」理解できた気がしました。やはり、人気な裏には秘密が隠されているのですね。笑

最後にまとめですが、精神と体を使った瞑想は間違いなく酒やドラッグで気持ち良くなるより100%体に優しく良い事しかなく是非、興味がある方は参加してみては如何でしょうか?

最後までお読み頂きありがとうございます。
 

よっちゃん