史上はじめて大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞した書籍『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』(渡辺一史 著/文春文庫刊)が実写化、映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』として、2018年冬に全国公開が決定した。
出演は大泉洋と高畑充希、三浦春馬の3人、監督は『ブタがいた教室』『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ』の前田哲、脚本は『映画 ビリギャル』『テルマエ・ロマエⅡ』の橋本裕志が担当することが発表されている。
映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』
車イスの人生を、愛のままに、ワガママに生きた男の<笑いと涙の実話>。
幼少期から難病にかかり、人に助けられながらでないと生きていけない体となった実在の人物・鹿野靖明。ときには度を超えるワガママぶりを見せながらも、自らの夢や欲に素直に生き、皆に愛され続けた鹿野さんと、彼を支えながら共に生きたボランティアたちと家族の実話が、この冬、笑って泣ける最高の感動作として誕生します!
12歳の時、筋肉が徐々に衰える難病・筋ジストロフィーを発症しながらも、信じられないバイタリティで人生を駆け抜けた最強のワガママ&愛され男・鹿野靖明を演じるのは、北海道を代表する俳優・大泉洋。
同じ北海道で生まれ育ったという共通点を持つ実在の人物を演じるに際し、大泉は初めて車イスと介助を受ける役に挑戦する。
鹿野のボランティアとして参加し、心を通わせていく女子大生・安堂美咲を演じるのは高畑充希。ふとしたことで鹿野と知り合い、そのワガママぶりに巻き込まれながらも、彼の生きる強さに共鳴していく。
その美咲の彼氏で、医学生の田中久を演じるのは三浦春馬。医者の家系に生まれ、将来に悩んでいるが、支えるはずの鹿野から逆に色々なことを学び成長していく。
物語の軸となる3人を演じる大泉×高畑×三浦は、本作が初共演となる。
監督は『ブタがいた教室』『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ』など、「命」をテーマに描くことをライフワークとする前田哲。脚本は『映画 ビリギャル』『テルマエ・ロマエⅡ』など、常に時代と向き合ってエンターテイメントを描き続ける橋本裕志が手掛ける。
大泉洋主演の『探偵はBARにいる』シリーズや『しあわせのパン』など、ヒット作を数多く生み出したオール北海道ロケ作品として北海道命名150周年を迎える今年、札幌市などの全面協力のもと、5月下旬から7月上旬にかけて撮影を予定。
『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』
2018年冬 全国ロードショー
監督:前田哲
脚本:橋本裕志
原作:渡辺一史「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(文春文庫刊)
出演:大泉洋 高畑充希 三浦春馬
配給:松竹
公式Twitter:@bananakayomovie