かつて絶大な権力を誇り、恐れられた暗黒街の伝説のギャング、アル・カポネの知られざる最晩年を描いた映画『カポネ』。この度、2021年2月26日(金)より全国公開される本作の予告編場面写真が解禁となった。

トム・ハーディ主演映画『カポネ』の予告編が解禁!

『クロニクル』などを手掛けるジョシュ・トランク監督が、自らのアイディアで企画を起こし脚本/監督を務めた今作。1940年代半ば、長い服役生活を終えたアル・カポネは、フロリダ州の大邸宅で家族や友人たちに囲まれ、静かな隠居生活を送っていた。かつて“暗黒街の顔役”と恐れられた彼のカリスマ性はすでに失われ、梅毒の影響による認知症を患っている。

一方、そんなカポネを今も危険視するFBIのクロフォード捜査課は、彼が仮病を使っていると疑い、隠し財産1,000万ドルのありかを探るために執拗な監視活動を行っていた。やがて病状が悪化したカポネは現実と悪夢のはざまで奇行を繰り返し、FBIや担当医を困惑させ、愛妻のメエも彼の真意がつかめない。果たしてカポネは、本当に身も心も壊れてしまっていたのか……?

この度解禁された予告編では、自らが生み出す悪夢に苛まれ苦しむアル・カポネの姿が。家族との食卓で突然暴れ出す様子からは、妄想に取りつかれた男の狂気を感じるが、そんなカポネの様子すらも「奴は生粋の大ウソつきだ。病気は演技かも」と疑い、隠し財産のありかを探るFBI捜査官。さらに家族や仲間、親友からも財産のありかを疑われ、徐々に悪夢に飲み込まれていくカポネは、はだけたバスローブとブリーフ姿で闊歩し、発狂しながら銃を乱射する。そのほか、画面のこちら側を覗き込むカポネの表情が印象的な映像に。

病魔に蝕まれていくカポネを演じたのは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』にも出演するトム・ハーディだ。その他、マット・ディロンカイル・マクラクランら個性派&実力派キャストが脇を固めている。伝説のギャングの最晩年を新たな視点で描いた、予測不可能な驚愕の物語に是非ご注目を!

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カポネ

壊れているのは、世界か、俺か―|アル・カポネ最晩年を描いたトム・ハーディ主演映画『カポネ』の予告編が解禁 film201217_capone_1-1920x2713

2月26日(金)より、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

監督・脚本:ジョシュ・トランク『クロニクル』『ファンタスティック・フォー』
出演:トム・ハーディ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、マット・ディロン『ハウス・ジャック・ビルト』、カイル・マクラクラン『ツイン・ピークス』
2020年/アメリカ・カナダ/英語/カラー/104分/シネスコ/ドルビーデジタル/原題:Capone
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
宣伝:ポイント・セット
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