4月の公開以来、爆発的な大ヒットを記録し、映画史に名を残した『アベンジャーズ／エンドゲーム』。本作はマーベル・スタジオ製作による映画シリーズ“マーベル・シネマティック・ユニバース”（以下MCU）23作品のうちのひとつとしても知られている。このMCUシリーズの一番最初の作品である『アイアンマン』を監督し、シリーズにも幾度となく出演しているジョン・ファヴローが驚きの発言を残し、話題となっている。
ジョン・ファヴロー「アベンジャーズに出ててもわからなくなるときがある」
先日日本で世界最速公開を迎えた『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』のLAプレミアに出席し、インタビューに応じた彼は、共演者であるペッパー・ポッツ役のグウィネス・パルトロウが『スパイダーマン：ホームカミング』に出演していたことを最近まで知らなかった、と話したことについて問われると「僕もいつも何が起きているか把握しているわけじゃないよ」とまさかの返答を返している。
SPIDER-MAN： FAR FROM HOME – Official Trailer
「マーベル作品は、同時期にいろんな作品の製作を行っているし、それぞれが織り合わさっているんだ。大抵、何が起きているかわかっていないと思うよ。僕でさえね。『エンドゲーム』の製作総指揮だってのに」と、MCU作品の複雑さについて説明し、パルトロウに理解を示している。
出演者や製作に携わっている人間でさえ、すべてを理解するのに苦労してしまうMCU作品。だからこそすべてを知ったときに充足感を持って作品ひとつひとつを楽しむことができるのかもしれない。まだシリーズを観たことがないという方もぜひ一度ご観賞あれ！
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