エンタメ好きなら知っておきたいマーベル基礎知識

マーベル年表で、まずは時系列と一緒に、どんな作品があるか知ろう！

“マーベル・シネマティック・ユニバース”は、08年の『アイアンマン』から15年の『アントマン』まで計12本の映画と2本のＴＶシリーズが作られています。こうした作品たちをつなげて、一つの物語としてとらえると、こういうお話になります。

第二次大戦中、アメリカ陸軍の秘密プロジェクトで、スティーブは超人キャプテン・アメリカとなります。その後、スティーブは戦闘中に氷の海に墜落、仮死状態で眠っていました。スティーブが死んだと思った恋人ペギーは失意から立ち直り、世界の平和を守るためのスーパー組織の設立に関わります。それがシールドです。一方、スティーブが戦っていた悪のヒドラ党は、その後も歴史の影で暗躍します。

そして現代。ニック・フューリーというすご腕の男がシールドの長官になった時に、様々なヒーローが同時多発的に出現します。アイアンマン、ハルク、ソー、史上最強の弓手ホークアイ、魔性の女スパイ　ブラック・ウィドウそして仮死状態から蘇ったキャプテン・アメリカ。ニック・フューリーは、こうした超人たちを集め究極のスーパーヒーロー・チームを作ろうとします。それがアベンジャーズなのです！

一方、アベンジャーズたちが地球の平和を守っているときに銀河の彼方でも、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーというヒーロー・チームが誕生します。地球と銀河、両者の接点はないように思われましたが、実は共通の強敵が！？

これだけある、“マーベル・シネマティック・ユニバース”を楽しむなら、どれから観たらいいのかと悩まれるかもしれません。結論から言います！　単体で観ても、どれから見始めても面白く楽しめます。パワードスーツがかっこいいから『アイアンマン』、イケメンだから『マイティ・ソー』から、ドラマが面白そうだから『キャプテン・アメリカ』、スカーレット・ヨハンソンのセクシーな姿が観たいからブラック・ウィドウの出ている作品はチェック！　ーーでもいいでしょう。いっきにヒーローたちとお友達になるなら『アベンジャーズ』はじめ、でしょうか。とはいえ、逆に関連付けて観たいという方のためにおすすめプランをご紹介しましょう。

★プランＡ：まずは公開順に見る！アイアンマン コース

これが王道かもです。1作目の『アイアンマン』スタートなので、このプランは『アイアンマン』コースと名付けます。

『アイアンマン』
『インクレディブル・ハルク』
『アイアンマン2』
『マイティ・ソー』
『キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャー』
『アベンジャーズ』
『エージェント・オブ・シールド/シーズン1』
『アイアンマン3』
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
『エージェント・オブ・シールド/シーズン2』
『エージェント・カーター』
『アベンジャーズ/エイジ　オブ　ウルトロン』
『アントマン』

★プランB：話の時系列順に観る！キャプテン・アメリカ コース

『キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャー』というタイトルどおりキャプテン・アメリカが最初のヒーローなので、内容の時系列で見ると、下記のとおり。

『キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャー』
『エージェント・カーター』
『アイアンマン』
『アイアンマン2』
『マイティ・ソー』
『インクレディブル・ハルク』
『アベンジャーズ』
『アイアンマン3』
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
『エージェント・オブ・シールド/シーズン1』
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
『エージェント・オブ・シールド/シーズン2』
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
『アントマン』

繰り返しになりますが、『マーベル』の作品はどれから楽しんでもOKです。“マーベル・シネマティック・ユニバース”というテーマパークの中に、ヒーローごとのアトラクションがあるようなものです。

さて次の掲載では、相関図を使ってヒーローたちの人間関係をご紹介したいと思います。先にも言ったように、マーベルの作品は人間ドラマでもあるので、出てくる人物たちの人間関係が物語の鍵なのです！　そちらの解説もお楽しみに！！

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