全世界累計興行収入500億円を超える超ヒットとなっている『パージ』シリーズのはじまりを描く『パージ:エクスペリメント』が6月14日(金)、TOHOシネマズ日比谷他全国公開に。2013年“ホラー映画の工場”と称されるブラムハウス・プロダクションが放った『パージ』は一年に一晩(12時間)だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる法律“パージ法”が施行されたアメリカで市民たちが犯罪者たちから逃げ惑うという斬新な設定で全米初登場No.1の大ヒットを記録。以降、『パージ:アナーキー』、『パージ:大統領令』が公開され、いずれもアメリカをはじめ世界で大ヒット、最新作の公開に併せて全10話のテレビシリーズ「ザ・パージ」も放映された超人気シリーズとなっている。
そして全ての物語の始まりを描く『パージ:エクスペリメント』がついに日本上陸!島という閉鎖空間で突如行われる恐るべき実験の中で明かされるパージ法制定の秘密とは……。
すでに今年300億円を稼ぎ出す驚異のヒットメーカー!
ジェイソン・ブラムインタビュー映像解禁
解禁となったのは、全「パージ」シリーズを手がける“ブラムハウス・プロダクションズ”の敏腕プロデューサー、ジェイソン・ブラムのインタビュー動画。
「パラノーマル・アクティビティ」シリーズなどのホラー作品をはじめ数々の作品を生み出している、いわば“恐怖の工場長”とも言えるジェイソン・ブラムだが、今年のプロデュース作品はなんと驚異の16本!(※Imdb調べ)5月31日現在の今年の全米興行収入ランキングではTOP10に『アス』と『ミスター・ガラス』がランクインしており、この2作品合わせて300億円以上の興行収入を生み出している(※BOXOFFICEMOJO調べ)。
そんな殺人的なペースで作品を生み出す“恐怖の工場長”は何を語るのか……?
インタビューではシリーズ4作目となる本作について「悲しいことに今までで一番、現代の問題を反映していると思う。特に地方の現実が描かれているんだ。」とこれまでのシリーズとの違いについて言及。
パージといえば、パージ法を施行する新政党NFFA(建国の父)に触れざるをえないが、彼らについて「NFFAは扇動がうまい。貧困を問わず、どんな国民にとっても、“パージ”が楽しいことで社会を良くすると思わせるんだ。そして多くの人がそれを信じてしまう。社会の反応として残念だけど、指導者の間違った考えが浸透しやすいことを示している。」とこれまで謎に包まれてきたNFFAの戦略について明かしている。さらに「テーマによって政治的な視点ができた。現実世界で起きている問題を考えるきっかけになると思うよ。」と政治的なメッセージも語っている。
映画『パージ:エクスペリメント』インタビュー映像<ジェイソン・ブラム>
最後に、本作を務めた監督ジェラード・マクマリーについて、「ジェラード監督の『ヘルウィーク』が好きで、他の製作パートナーたちも気に入った。そして、ジェラードに会い、彼の構想に感心して一緒に作品を作ることにしたんだ。俳優への指示なども的確で、素晴らしい仕事ぶりだったよ!彼はこの先たくさんのいい作品を作るだろう。」と太鼓判を押している。
本国ではすでにシリーズ5作目の製作が発表されており、プロデューサーの名前にはもちろんジェイソン・ブラムが入っている。まさに、パージに、この男、不可欠!! 次回作はどのような「パージ」が描かれるのか期待がかかる。そしてシリーズファンは6月14日(金)から公開される『パージ:エクスペリメント』をますます見逃すわけにはいかない。
『パージ:エクスペリメント』
6月14日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督:ジェラード・マクマリー 脚本:ジェームズ・デモナコ 製作:マイケル・ベイ、ジェイソン・ブラム
出演:イラン・ノエル、レックス・スコット・デイヴィス、ジョイヴァン・ウェイド、クリステン・ソリス、マリサ・トメイほか
ユニバーサル映画 配給:シンカ/パルコ 宣伝:スキップ
2018年/アメリカ/カラー/デジタル/英語/原題:The First Purge/98分/R-15+