さかなクンの半生を描く、主演・のん×監督・沖田修一映画『さかなのこ』、CHAI書き下ろし主題歌の予告編が解禁

さかなクンの半生を、主演・のん×監督・沖田修一がユーモアたっぷりに描く映画『さかなのこ』。本作のポスター・予告編が解禁され、さらに主題歌はCHAIが書き下ろした“夢のはなし”となることが発表された。

映画『さかなのこ』、CHAI書き下ろし主題歌による予告編が解禁

原作はさかなクン初の自叙伝『さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生！〜』（講談社刊）。子供の頃からお魚が大好きだったさかなクンが、たくさんの出会いの中でやがて“さかなクン”になるまでを描いた原作を、劇作家や映画監督でもある前田司郎が、フィクションも織り交ぜながら沖田監督と共にシナリオとして大胆にアレンジ。前田司郎と沖田監督は『横道世之介』以来のタッグとなる。主演をつとめるのは、のん。子供のように天真爛漫で好きなことに一直線、周囲の人間をいつのまにか幸せにする不思議な魅力にあふれた主人公“ミー坊”を、性別の垣根を越え生命力いっぱいに演じている。

先日、原作者のさかなクンも“ギョギョおじさん”としての出演が発表され話題となった本作だが、本ポスター、本予告映像を解禁。パスカルズによるキャッチ―でポップな音楽が流れる中、柳楽優弥が演じる幼馴染みのヒヨや夏帆が演じる同級生のモモコ、磯村勇斗や岡山天音が演じる地元の不良たちと絆を深めたり、井川遥が演じる母親に温かく見守られながら、主人公のミー坊がおさかな一直線に人生を歩んでいく様子が描かれている。

完成した作品を鑑賞したさかなクンが「沖田監督様が「さかなクンの映画であってさかなクンの映画ではない」とおっしゃる通りの映画でギョざいます。「あ、こんなことあったなー」というところもあれば、「新たな世界観だ！」と先の展開にワクワクドキドキするところもあり。まさに！！ミー坊になって『さかなのこ』の世界に溶け込んで、嬉しい、楽しい、悲しい、面白い、切ないといったいろんな感情になりました。」と語っている。

さらに、本作の主題歌がCHAIが本作のために書き下ろした“夢のはなし”に決定。ユーモラスで愛情に溢れたミー坊の人生らしい、ポップでキラキラとした優しい主題歌となっている。作詞を担当したユウキ(Ba)からコメントも到着した。映画とともに、楽曲にもぜひ注目してほしい。

人生でたまらなくサイコー！って感じる時は、どうしたって好きなことを好きな様にやっている時だと思う。夢に見るほど好きな事こそ、夢で終わらせてたまるかー！どんな事でも、やっぱり好きに勝るもの無しだ！映画を見て感じたこんな気持ちを曲に込めました。

CHAI ユウキ(Ba)

映画『さかなのこ』予告【9月1日（木）ロードショー】