ピンク・フロイド、アリス・クーパー等、多数のアーティストをスターへと導いてきた敏腕音楽プロデューサーであり、音楽業界だけに留まらず、料理業界、映画業界など多岐にわたって活躍してきたシェップ・ゴードン。2016年9月24日(土)より公開が決定している彼のドキュメンタリー映画『スーパーメンチ −時代をプロデュースした男−!』には、アイデア勝負のクリエイターやマーケティング担当者必見の、非常識で狂った仰天アイデアが詰まっている。今回はその一部を、実話と共にご紹介!
プロデュース中のアリス・クーパーを警察に通報!?
当時無名だったロックシンガー、アリス・クーパーに透明の服を着せ、体が丸見えの状態でステージに。「裸のバンドマンがいる」とシェップ自身で警察に電話、けしからんニュースとして新聞の見出しを賑わせ、世間の親たちを怒らせ話題に……。
観客席にニワトリ!?
ホテルの枕を盗んで引き裂き、ライブステージに羽を撒き散らさせた。その後用意していたニワトリを観客席に投げ込んで観客をパニックに……。
告知でほぼ裸の写真を起用!?
アリス・クーパーがイギリスに拠点を移した後、ライブの告知をセンセーショナルに拡散させる為、裸のカラダにヘビを巻いて写真を撮り、トラックに貼りつけロンドンの中心地でラッシュ時に走らせた……。
レコードにパンティー!?
「SCHOOL’S OUT」リリースで、中学校で使われているような学校の机になるレコードジャケットを作成。その中のレコードにパンティを履かせ売りだし、ミリオンセラーを記録……。
シェフたちのために会社を設立!?
報酬が低い世のシェフを助けたいという思いだけで会社を設立。料理専門の番組で、セレブシェフなるカテゴリーを創出。シェフが考案した調味料や調理器具は世の中ですぐさま話題に……。
この男は狂っているのか!? ところが、その裏には彼なりの思想があった。「親に嫌われる類の話題を作れ!」「過去に類のない新しい試みを仕掛けろ!」「キーワードは暴力・セックス・反逆!」など。シェップ・ゴードンのプロデュース論、スターを生み出す悪知恵と直感力を、仰天施策満載の映画『スーパーメンチ −時代をプロデュースした男−!』に学べ!
『スーパーメンチ −時代をプロデュースした男−!』
2016.09.24(土)公開
監督:マイク・マイヤーズ
製作:ベス・アーラ
共同編集:ブラッドフォード・コールマン
配給 ピクチャーズデプト
提供 ソニー・ミュージックエンタテイメント