映画史に輝く傑作『タイタニック』シネマコンサートが今春上陸

1997年に公開された『タイタニック』。同作は全世界で21億8677万ドルを越える大ヒットを記録し、＜アカデミー賞(R) ＞最優秀作品賞を始めとする11部門を受賞するなど、世界の映画史に燦然と輝く傑作だ。2016年4月。映画『タイタニック』のセリフや効果音をそのままに、劇伴音楽のみをフル・オーケストラが生演奏し上映するイベント、＜タイタニック in コンサート＞が東京・大阪で開催されるこが決定。

映画史に刻まれた珠玉の名画を大スクリーンで上映し、フル・オーケストラの演奏と共に楽しむシネマ・コンサートは、ヨーロッパやアメリカで流行し始めた新しいエンターテイメント。国内でもこれまでに、『ゴッドファーザー（72年）』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー（85年）』、『2001年宇宙の旅（68年）』など、傑作映画のシネマ･コンサートが続々と開催されている。

『タイタニック』のシネマ･コンサートは昨年、ロンドンのロイヤル・アルバートホールにて、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と共にプレミア上演され、欧米各地を熱狂と興奮の渦に包み込み大きな話題となった。

今回の日本公演では、オーケストラを名門、東京フィルハーモニー交響楽団(東京公演)、関西フィルハーモニー管弦楽団(大阪公演)が担い、指揮をつとめるのはニール・トムソン。更に、映画の中でも印象的なケルティック音楽は、映画のサントラにも参加したアイルランドの伝統楽器奏者のエリック・リグラーやアイリッシュバンドが演奏する。

セリーヌ･ディオンが歌い全世界で大ヒットした主題歌”マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン”は、海外公演でも歌っている女性シンガーが参加し、その美しい声を広い会場に響き渡らせてくれるはずだ。

©PaulSanders

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edit by Mako Masaya