――なんでもTatsuyaさんはドラムで賞をもらったとか?
Tatsuya ドラムナイトで1位を獲ったんです。いやー、嬉しかったですね。
――やはりいろいろなバンドに出会い、刺激になりました?
Ken バリバリなりましたね。アメリカのキッズが何を欲して、何に注目しているのか? がダイレクトに知れたし。ロックやパンクのパリコレですよ、あれは。
Hiroki 音楽もやけどファッションも刺激的やったし。アメリカの現在(いま)を体感出来たイベントやったな。
――ちなみに、今のアメリカのキッズは、主に何を欲してるんですか?
Ken メタルコアとか激しい音楽にエレクトロやダブステップが入った音楽は人気が高かったですね。Spotifyステージというのがあって、そこは完全にエレクトロが入ったバンドやDJだけやったし。
――40日間も一緒にいてメンバー同士でケンカ等は?
Kazuki 全く無かったですね。たまにムッとするぐらい(笑)。俺ら6歳ぐらいからずっと一緒にいるんで、そうなりそうな時の対処も心得てます(笑)。
Hiroki 仲悪かったら、このツアーはホント最悪でしょうね。常に至近距離で移動や行動をして、寝泊りも一緒で生活習慣もみんなに合わせなくちゃいけない。だけど俺達、不思議とずっとそれが出来るんですよね、全く我慢やストレスなく。
Terufumi 俺はこのメンバーやクルーだったから乗り越えられたし、やり遂げられたんだと思います。他の人間とやったら、たぶんケンカもしてたでしょうね。
Ken ホント、あと40本追加されても全然余裕でしたね(笑)。
――今は若いからですよ。20年後も同じことを言ってられたら本物です(笑)。ところで各所のリアクションは?
Kazuki 地域性や土地柄のカラーがあるんでしょうね。街によって盛り上がりもかなり違っていて。最初の方は正直、ほとんど人のいない日や場所もあったし。
Ken 「そんなことに左右されずに常にロックしてやる!!」といった気概で全ステージ臨みました。その分、かなりの空気の読みや臨機応変さが必要で。それもあり、ツアーの序盤と終盤では、ステージングも、盛り上がりも全然違いましたね。
Terufumi ライヴの良し悪しのバロメーターとしてサイングや物販の売れ行きがあって。いいライヴが出来た時には、やっぱりグッズもサインも長蛇の列になってました。
Ken とにかくステージ条件があまりよくなかった分、かえってそれが燃えさせてくれたというか。次回は今回よりも絶対にいいステージに立ちますから。