進化し続けるDE DE MOUSE、レーベル3周年とこれからを語る

――〈not records〉として初となる新人アーティスト、フェニックス＆ザ・フラワー・ガールがアルバム『NALA』でデビューしますが、怒涛のリリースラッシュの合間に挟んだ意図はありますか。

単純に毎週リリースしたら面白いねって話になって。フェニックス＆ザ・フラワー・ガールはSoundCloudから連絡が来て、そのうち一緒になにか作りたいねって程度でしたが。彼の曲を聴いてみたら、音がすごく面白いなって。それで今は日本に住んでいるっていうから「じゃあ会おうか」って話になりました。

Phoenix and the Flower Girl – 『N A L A』 EP Teaser

――出会いはSoundCloudなんですね。

会ってみたらすごく良い人柄で、「なんかやってみようか？」って言ったらフィジカルリリース（CDフォーマット）に興味を持っていたみたいで。「じゃあ曲が良いからうちからCD出そうよ」ってなりました。なんとなく、ノリといったらノリ。でも1年間だけ日本に住んでいるよくわからない外人ラッパーのデビューリリースを突然できるのは面白いなって思っています。

――DE DE MOUSEさんから客観的にみたフェニックス＆ザ・フラワー・ガールとはどんなアーティストでしょうか？

すごく日本的な格好いい音だすなって思います。特に2曲目の“Silly Game”を聴いた時に「この人はいけるかも」って感じました。彼は日本のカルチャーが好きで、音的にも日本のトラックメーカーが作るポップミュージック的な部分もあるし、今注目されている新しいポップミュージック、ダンスミュージック、ベースミュージック、フューチャーベースとか、そうゆうものも彼の音楽から出ていて面白い。だけど単純に今風の音楽を作ろうとしているわけじゃないところが一番いい。

――DE DE MOUSEさんはプロデュースには関わってないんですか？

僕自身はA＆Rに近い。彼はいいものを作るから「ここはこうした方がいいよ」とか言ってもよくはならないだろうし、彼は彼のイメージを持っている。こだわりが強すぎると喧嘩にもなりますし「君がやりたいならやってみなよ！」って。その作品が〈not records〉から出せるクオリティのものなら出そう、という感じでした。彼にはこれから頑張ってもらわないと（笑）。

――このリリースラッシュ後のDE DE MOUSEさんの展開を教えてください。

7月23日（木）に代官山UNITで＜for to Eps＞ワンマン公演、7月26（日）に大阪CONPASSで＜not records×CONPASS＞。フェニックス＆ザ・フラワー・ガールとかYMCKとかも出演するショーケースイべントがあります。ワンマンは久々なので映像の演出も凝ってみようかなと考え中です。

――〈not records〉3周年はリリースラッシュに、新人アーティストデビューと凄いスタートを切りましたが、これからの1年の展開や構想はありますか？　お伺いできる範囲でありましたらぜひ教えてください！

あります。と言い切りたいですが、今はあればいいなくらいですね（笑）。　今はイべントの準備段階で大変なんですよ（笑）。

――含みますね（笑）！

今日はここで終了です（笑）。

DE DE MOUSE + Drumrolls live “satan rave 111″&”satan disco 999”
＠GREENROOM FESTIVAL 5/23 2015

★最後にフェニックス＆ザ・フラワー・ガールと2ショット！！