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DJ HASEBE×TOKYO HEALTH CLUB 意外な組み合わせの2組がコラボできた理由に迫るインタビュー!

長きに渡りシーンのトップDJとして精力的な活動を続けるDJ HASEBEと、先日〈〉からニューアルバム『VIBRATION』をリリースし今まさにノリに乗っているTOKYO HEALTH CLUB

DJ HASEBEが新たにリリースするMIX CD『SUNSET BREEZE − WITH SOOTHING GUITAR SONGS − MIXED BY DJ HASEBE』に、Last Summer”のDJ HASEBEが手掛けたニューバージョンが収録(オリジナルとともに7インチとしてもリリース)されることを機に実現した今回の対談。

意外とも思えるこの二組の組み合わせだが、話を進めるごとに浮き彫りになったのは両者の音楽に対するオープンマインドな感覚。ともに“飽き症”を自称する、彼らの制作スタンスに迫る。

Interview:DJ HASEBE×

【インタビュー】DJ HASEBE×TOKYO HEALTH CLUB 意外な組み合わせの2組がコラボできた理由とは? interview160809_djhasebethc_8

――皆さんお会いされるのは今回が初めてとのことですが、HASEBEさんがTOKYO HEALTH CLUB(以下、THC)を知ったきっかけはなんですか」

DJ HASEBE 〈〉の担当の方から、新しくラップグループを手がけるとは聞いていましたし、YouTubeでMVもチェックしていました。今回リリースされる僕のMIX CD『SUNSET BREEZE − WITH SOOTHING GUITAR SONGS − MIXED BY DJ HASEBE』では、当初オリジナル楽曲を作ろうという話だったので、そのフィーチャリングの候補としてTHCが挙がっていたんです。それと同時にG.RINAの名前も挙がって、その二組の相性も良さそうだなということで、結果、THCの“Last Summer”の新たなバージョンとして“Last Summer feat. G.RINA(Sunset Breeze Version)”が完成したわけです。

JYAJIE レーベル担当者であり、僕らのA&Rからの強烈なプッシュにより実現したんですよね(笑)。

TSUBAME THCを使え!と(笑)

DJ HASEBE いやいやいや! 確かにプッシュもあったけど(笑)、本当に良いと思ったんだよ! 打ち合せでは他にも何組か候補が挙がったんだけど、色々聴いてみて、「THCでいきましょう」と。今回のMIXの路線的に、少しリラックスした雰囲気のキャラクターの方が欲しかったしね。

――このMIX CDでは“心地良い風が吹くサンセット・タイムに聴きたい新旧邦楽ギター・ソング”がテーマとなっていますね。

DJ HASEBE 洋楽のMIXはこれまでにもよく作ってきたのですが、あえて邦楽にフォーカスしたものを作ってみたいと考えていたんです。その担当者とは僕が2009年にリリースした『Very Delicious』という洋楽のカバーアルバムを作っていたときからの付き合いでお互いの好みを理解できているので、多くを話さなくても自然とこういった内容になった感じですね。

――THCとしては前回のMACKA-CHINさんに続く、いわゆるシーンのリビング・レジェンドからのオファーとなりましたね。

SIKK-O レーベルからの圧力があったとはいえ、すごく嫌とは思われなくてよかったです(笑)。あと僕らとしても、歳の離れた先輩とやらせていただいた方が色んな意味でプラスになることが多いので、オファーをいただけて単純に嬉しかったですね。まあそれも〈Manhattan Records〉にいるからできたことなんですけど(笑)。

TSUBAME G.RINAさんに関してもそのA&Rによるプッシュだしね(笑)。

SIKK-O でもG.RINAさんは、僕らとしてもいつか共演したい方だったからよかったよね。

――“Last Summer feat. G.RINA (Sunset Breesze Version)”はMIX CDへの収録だけでなく、オリジナルのカップリングとして7インチとしてもリリースされるわけですが、HASEBEさんサイドの制作はどのように進行していったのですか?

DJ HASEBE オリジナルが藤原ヒロシさんの曲(=“Dawn”)をネタにしたものだったので、同じネタで違ういじり方をしても面白いかなとは思ったのですが、結局THCのボーカル素材以外は完全に新しく作り上げました。初めにオリジナルを聴いた時に、女性ボーカルでもう少しメロディアスなサビがあってもまた違った良さを表現できるかなと思ったので、G.RINAにお願いして。彼女とは飲んでる時に一度会ったことがあるのですが、今回の作業はメールと電話だけで完結しました。

――個人的には2010年にリリースされた“Last Vacation feat. RYO-Z, PES (from RIP SLYME) & JUJU”にも通じる、まさにこのMIX CDのテーマにピッタリのサマーチューンだと感じました。

DJ HASEBE そうですね。確かにビートの質感や雰囲気などは近いかもしれないです。ただ“Last Vacation”はメジャーなコード感でしたが、“Last Summer”はサンセットを意識した切なさを演出することを意識しましたね。

TSUBAME 僕らの『VIBRATION』では“ヒップホップをサンプリング/オマージュする”というイメージで作ったのですが、制作前の段階では今回のHASEBEさんのニューバージョンのような方向性も選択肢の一つとしてあったような気がしました。MIX CDに収録されている、インディーミュージックの“今”を象徴するような他の楽曲にもバッチリハマっているし、一つの曲としてもすごくかっこいい仕上がりになっていたので感動しましたね。

――『SUNSET BREEZE』のトラックリストは、TSUBAMEさんが先日リリースされた『CITY HIP POP MIX』にもリンクする、HASEBEさんのキャリアの中でも特にジャンルレスな内容となっていますね。

DJ HASEBE 実はここに収録されているような音楽ももともと好きでしたし、最近はフェスや船といったクラブ以外でのDJも増えてきているので、ヒップホップやダンスミュージック以外のものをミックスする機会が多いんです。それが今回は邦楽だったので、より新鮮に聴こえるのかもしれません。

次ページ:2組がジャンルを越えた音楽性を語る!

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Qetic編集部

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