ルウェー発、ここ日本でも絶大な人気を誇るアコースティック・デュオ、キングス・オブ・コンビニエンスのアーランド・オイエ。昨今アーランド・オイエは自身の活動のみならず、ここ日本でも大ヒットロングセラー中のノルウェーのポップ集団カックマダファッカのプロデュースでも注目を浴びている。

2003年にヒットしたソロアルバム『アンレスト』や4人組バンドザ・ホワイテスト・ボーイ・アライブ(現在は活動休止中)での活動も行う中、昨年11年ぶりのソロ作品『レガオ』をリリースした。レゲエ/ソウルの要素を取り入れながらもアーランドならではのエヴァーグリーンなポップミュージックに仕上がった極上の1枚。従来のアーランド・オイエのファンは勿論のこと、カックマダファッカのリスナーも裏切らない全編に渡る良質なポップ・サウンドは必聴だ。

そんなアーランド・オイエだが、2015年3月12日(木)代官山 UNITにて待望の来日公演が決定している。『レガオ』を携えての来日公演は見逃せないものとなるだろう!

そして今回Qeticでは、アルバム『レガオ』のことや、来日したら行ってみたい場所などをも聞いたオフィシャルインタビューをお届け。来日公演を目前に控えた今、ぜひ新作と供にチェックしてみよう!

Interview:Erlend Øye

——現在はイタリアを拠点にしているのですか?

うん、僕はいま“Siracusa”という町に住んでいるんだ。家は古いイタリアの家で庭にはアーモンドの木とオリーブがあって。

——最新作『レガオ』を作るのにどれくらいの期間がかかりましたか?

アルバムを作るのには、だいたい1年かな。その時間の大半は素材を聞くことに使ったんだけど。 曲を書くのにはもっと時間かがかかっていて、多くの曲は4、5年前のものなんだ。中には、2004、5年にまでさかのぼるのもあるよ。たまに、1曲の最後の詩を書くのに10年必要になるんだ。レコーディングはアイスランドで行ったんだ。アイスランドには、優れたスタジオがあるから。でも曲を書いたのはイタリアだよ。

Erlend Øye – “Rainman” (Official Video)

——アルバムのアートワークはとてもポップで可愛らしいですね! どういう経緯でこのデザインを思いついたのですか?

これを作ったアーティストは韓国の“Yoon”。僕は彼女をソウルでの公演を通して知ったんだけど。彼女は6月のハネムーンにぼくに会いにきてくれて、だいたいそのときに彼女は多くのアー トワークを描いたんだ。 彼女は僕らが女の子のビデオをとった2014年5月にもソウルでシングルのカバーを書いてくれたんだ。 『レガオ』のアルバムカバーのための作品から、アイスランドとソウル、イタリア、タイ、ブラジルの部分をみることが出来ると思うよ。

【インタビュー】アーランド・オイエ“僕にとって一番大事なことは本当のインスピレーションの外から曲がうまれること” interview150226_erlendoye_2

『レガオ』ジャケット

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