今や日本が世界に誇る文化のひとつ、アニメーション。中でも『フミコの告白』で注目を浴びた石田祐康監督を中心に20代のクリエイターが集うスタジオコロリドは、11年スタートの若い会社ながら“ポスト・ジブリ”との呼び声も高い新進気鋭の制作スタジオです。
その劇場アニメーション最新作は、スタジオジブリで『借りぐらしのアリエッティ』『風立ちぬ』などにアニメーターとして参加後、スタジオコロリドに入社した新井陽次郎監督の劇場デビュー作『台風のノルダ』。そして、文化祭前日の夜にとある離島を襲った台風と謎の少女を通して2人の少年の友情を描くこの作品の主題歌を手掛けるのは、アニメ版/劇場版『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』を筆頭にアニメ主題歌の仕事にも定評がある我らがGalileo Galilei。そう、この『台風のノルダ』は、20代ながらそれぞれに評価の高いアニメーション/音楽界の才能による注目のコラボレーション作品でもあるのです。
『台風のノルダ』予告
そこで今回はGalileo Galileiの3人とスタジオコロリドの制作現場に潜入! この日が初対面となった新井監督との対談や、“嵐のあとで”の制作秘話もあわせてどうぞ!
『台風のノルダ』が生まれたのはこんな場所。新進気鋭のスタジオ内部に潜入!
ドドーン。ここが天王洲のビルのワンフロアにある制作スタジオの入り口。スタジオコロリドは少数精鋭。基本的にすべての工程をスタジオ内で行なっています。
▲ワンフロアに全工程がまとめられたオフィスはすっきりとした雰囲気。
▲『台風のノルダ』の新井陽次郎監督をポスターと共に激写。スタジオジブリで経験を積み、12年にスタジオコロリドへ。弱冠26歳ながら確かな技術と才能をあわせ持つ新進気鋭の監督です。