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1月27日(水)には待望の『ワイルド・サイドを行け』をリリースするGLIM SPANKY。初出演した<フジロック>にてレッドマーキーを満員の観客で埋めた。激動のメジャーデビュー1年目を過ごしたGLIM SPANKYへの、Qeticとしては約半年ぶりとなるインタビューだ。

――おふたりの話を聞いているとまた、歌詞や、サウンドに対する遊び心があふれ出た、あらたな代表曲が、またひとつできあがったことを感じます。

亀本 「こういう曲がGLIM SPANKYだよ。」と言われてもいい覚悟で“ワイルド・サイドを行け”を作ったとも感じています。リリース前ですが、「次のGLIM SPANKYはこうだよ。」そういう部分を示せる自信作だと感じているので、すでにライブの一番最後で演奏をしています。

松尾 昔からサイケデリックを感じさせるものが好きだったので、Dメロのギターソロのあたりにサイケデリック感を持ってきました。この部分は一番のお気に入りです。いつかはこの感じを出したいと思っていましたが、理想のように作っていくために、そこは亀田さんに相談しました。あの部分は、カラフルな宇宙にぶっ飛んでいくイメージ。それが思うように表現できたという満足度はあります。

――GLIM SPANKYはファンの世代の幅がとても広いですが、“ワイルド・サイドを行け”では、若いファンにロックのルーツを示して、オーセンティック・ルーツロックが大好きな大人たちには探す楽しみ。様々な提案があるんですね。

松尾 若い子たちにも、自分たちの曲を届けたいという気持ちが、以前よりさらに増してきたので、キッズ感を押し出したキーワードも書きたいと思い、“BOYS&GIRLS”という曲は作りました。

――たしかに“BOYS&GIRLS”にはキッズの心をくすぐる、ロックにある、大人への反骨精神を感じる楽曲へと仕上がっていますよね。

松尾 みうらじゅんさんと対談をさせていただいたときに、“アイデン&ティティ”で、「大人を困らせる」というキーワードを出していました。そこもいいなと思ってこのキーワードが浮かんできましたし、響くものがあるんじゃないかと感じたんです。子供だからこそ、わからないことだらけで、子供心に「大人ってずるい! 汚い!」という気持ちがあると思うんです。その心はキッズの精神だと思うので、“BOYS&GIRLS”は若い子にも届くような歌詞を書きました。

――今回のミニアルバムでは、いしわたりさんや、亀田さんのほかにも、ストレイテナーの日向秀和さんや、くるりの佐藤征史さんなど、豪華なプレイヤーを迎えていますね。また、タイトルトラック以外の4曲では、くるりやブンブンサテライツといったバンドのサポートでも有名な、福田さんがドラムを叩いていますね。

亀本 福田さんは<フジロック>と、その後のイベントでブンブンサテライツさんと一緒になることがあって、すごい格好いいなと感じたんです。それからずっと福田さんに叩いてもらいたくて、声をかけさせていただいたらOKをいただけました。

――いちお客さんとして見て、聴いて、「この人だ!」。という流れから、声をかけて参加に至ったんですね。

亀本 “太陽を目指せ”、“夜明けのフォーク”のベースで参加していただいた、くるりの佐藤さんも、福田さんは良いとおっしゃっていたので、上手くパズルのピースがはまるような感覚でしたね。もちろん、“BOYS&GIRLS”に参加していただいた、ベースのひなっちさん(日向秀和・ストレイテナー)も、バンドを見に行ったことがあり、どういうプレイをするのかを理解をし、信頼と尊敬をしているからこそです。

――この豪華なプレイヤーの方たちをパートナーとして、迎えていれているという過程にも、ふたりで信頼を置いている人たち、そして実際に見てみて決めていく。GLIM SPANKYっぽいですね。

松尾 そこは真剣に考えますよね。『SUNRISE JOURNEY』でサウンドプロデュースをしていただいた、淳治さんも、スーパーカーのファンだったという背景もあります。信頼と尊敬ですよね。やはり私たちが曲を作っていくので、胸を張れるメンバーと一緒にやっていきたいです。

――信頼がおける人たちとやることによって、また自分たちも新しい挑戦ができる。

松尾 信頼と尊敬があってこそのメンバーです。だからこそ、そこで自分たちも色々な楽器を入れてみようとか、シンセやエフェクトを多用してサイケデリック感を出してみようと、制作では実験的な遊びの部分ができて、より楽曲をブラッシュアップすることができました。

――改めて、今回のミニアルバムを通じたメッセージを教えてください。

松尾 GLIM SPANKYの挑戦が、フルアルバムをリリースした後も、まだまだ続いていることも知ってほしいです。また、これまでは自分の気持ちや、人の気持ちを後押しできるような意味合いの曲が多かったですが、世界でおこっている様々な事件に対してや、社会情勢にも訴えかけるようなワードも入っているので、時代性を感じさせる、今歌うべきことが歌えたなという感覚はあります。

――ミニアルバムリリースに伴う2マンツアー<“ワイルド・サイドを行け”ツアー>も3か所、決定していますが、意気込みを教えてください。

亀本 音源とライブはやはり違うものだと感じているので、演奏を何度も重ねることによって、曲たちの格好いい見せ方が板についてくるものだと感じています。ツアーは3本ですが、よりクオリティを上げることに挑んで、いいものを届けるようにしていきたいですね。

松尾 今回のツアーでは対バンするアーティストさんたちとも、親交を深めたいですね。そこから視界が広がり、またそこで得るものがあると思うので。

――また、昨年末に“ワイルド・サイドを行け”のMVが完成したとSNSの投稿で拝見しましたが、どんな仕上がりになっているでしょうか?

松尾 ポップで、いい感じにキュートだけど、ロックなやさぐれ感のあるMVに仕上がりました。今までのGLIM SPANKYにない要素も含んでいますが、しっかりと60’sや70’sを感じさせられるルーツ感もあります。あらたな一面が垣間見られるはずです。

GLIM SPANKY – ワイルド・サイドを行け

――今後の展望を教えてください。

亀本 春にも出演が決まっているフェスもありますし、夏にも出演するフェスもあると思います。その中でも戦っていけるGLIM SPANKYになっていきたいですし、しっかりと現場でインパクトを残して、次のアルバムの制作にもつなげていきたいですね。

松尾 日本のロック界の、ロック・バンドと言われている音楽性の土壌を広げることです。ロック・バンド=手を挙げて、縦にノるだけがロックじゃない。それもロックだけどこういうロックもあるんだよって。これはフェスなどに出演していくことで、見せるしかないと感じていますが、ロックの視野や土台を広げる活動を、しっかりとやっていけるだろうと感じているので、そのきっかけになる1年になればよいなと思っています。

――1月なので、音楽を抜きにした2016年のふたりの抱負を聞いてもいいですか?

松尾 今まで人生で海に入ったことがないので、今年こそ海水につかります!

亀本 サッカー部でしたし、ブラインド・サッカーの公式ソングも担当させていただいています。なので(?)、オンライン・サッカー・ゲームの自分のチームを強くすることです!

松尾 最初と、最後の話に関係がない(笑)!

――最後にこのインタビューを読んでいる読者にひと言お願いします!

松尾 洋楽ファンの方も多いと思いますが、そういった方にも、日本語で世界に挑戦する日本のロック・バンドがいることを知ってほしいです。キッズたちにも新たな波を作りたくて音楽をしているので、その波に一緒に乗っかって、新しい日本語ロックの夜明けになるような音楽や、シーンをみんなで作っていきましょう!

GLIM SPANKY – NEXT ONE(LIVE)

EVENT INFORMATION

“ワイルド・サイドを行け”ツアー

2016.04.02(土)
OPEN 17:30/START 18:00
名古屋 SPADE BOX
ADV ¥3,500(1ドリンク別)
LINE UP: GLIM SPANKY、and more……!!
TICKET:チケットぴあローソンチケットイープラス

2016.04.03(日)
OPEN 17:30/START 18:00
心斎橋 JANUS(http://www.arm-live.com/janus/)
ADV ¥3,500(1ドリンク別)
LINE UP: GLIM SPANKY、and more……!!
TICKET:チケットぴあローソンチケットイープラス

2016.04.16(土)
OPEN 17:00/START 18:00
恵比寿 LIQUID ROOM(http://www.liquidroom.net/)
ADV ¥3,500(1ドリンク別)
LINE UP: GLIM SPANKY、and more……!!
TICKET:チケットぴあローソンチケットイープラス

詳細はこちら

EVENT INFORMATION

ARABAKI ROCK FEST.16

2016.04.29(金・祝)、04.30(土)
みちのく公演北地区 エコキャンプみちのく(宮城県柴田郡川崎町大字川内字向原254番地)
2日通し券 ¥14,400(tax incl.)
2日通し4人券 ¥49,400(tax incl.)
4月29日券・4月30日券  各¥8,300(tax incl.)

詳細はこちら

ワイルド・サイドを行け 特設サイト オフィシャルサイト Twitter Facebook 

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Mako Masaya

Mako Masaya

ライター

大学在学中、100~700人規模のパーティー及びインディーレーベルのイベント企画・運営をマンスリーで経験。その後、アパレルに特化した代理店、アパレルメーカー 、飲食運営、出版・制作会社に勤める。転職間の数か月に、ニート・フリーターも体験。そのすべてを経て、現在ひとりで音楽・地域誌、ムック本発行を中心に編集・物書、企業イベントコーディネーターに至る。 これまでの経緯から、多種多様なクリエイターと出会い自身は”編集・物書”・”イベントプランナー”だが、多岐にわたりクリエイティヴな活動をしている人、団体と共同体となり、多角的な視点から企画立案し、制作案件に挑戦。多種多様だが、すべてを通じて得た、貴重な『経験・体験・出会い』、そして産まれる”縁”。その繋がりを重んじ、縁を繋ぎ円にし、自らをソーシャル・デザイナーと名乗り、その円から、社会のデザインを試みている。

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