ハーレーファミリーの“異端児”と呼ぶべき魅力を持ったモデル『ストリート750(XG750 Street® 750)』と『ストリートロッド(XG750A Street Rod®)』をフィーチャーしたプロジェクト「STREET×STREET」。その2018年度のキャンペーンヒーローを務めるAttractionsによるキャンペーンソング“Instant Jam”が完成した。

この曲は彼らの「等身大」「リアル」をテーマに、歌詞ではTARO(Vo)の故郷・ジャカルタの多様性に溢れたストリートを描写。音楽的にもこれまでのAttractionsの楽曲にはなかった新たな挑戦が込められ、ハーレーダビッドソンとフレッシュに共鳴することに成功している。完成したばかりのキャンペーンソングについて、TARO(Vo)、TAKE(G)、JUN(B)、AKIRA(Dr)に聞いた。

Interview:Attractions

——今回「STREET×STREET vol.02」のキャンペーンソング“Instant Jam”が完成しましたね。この曲はどんな風に制作したものだったんですか?

TAKE 今回の曲は、普段のAttractionsの曲とはまた違う雰囲気の楽曲になったと思っています。僕らの場合、いつもはもっと非現実的なことをテーマにすることが多いですけど、今回はキャンペーンのキーワードでもある“ストリート”であったり、あとはリアルなリズムやコード感、シンセの音を意識しました。

TARO これまでのAttractionsにはないノリになっていると思います。

Attractionsインタビュー|“ストリート”がキーワード。ハーレーとコラボした楽曲の制作秘話 music0912_attractions_02-1200x800

——今まではTAKEさんがカッティング・ギターを多用することAttractionsのイメージになっていましたが、この曲はまた少し雰囲気が変わっていますね。

TAKE そうですね。今回は正直にジャカジャカッとギターを鳴らして、土臭さを意識しました。シンセのフレーズも、オリエンタルなものになっています。

——もともと、Attractionsの楽曲はどんな風に作っていくことが多いんでしょう?

TAKE 基本的にはあらかたの構成までを自分が持ってきて、バンド・メンバーに渡します。

JUN そこから「ここはこう弾こうとしてるんだけど、どうかな?」「もうちょっとここは抑えたほうがいいね」とメンバーで相談しながら作曲する形ですね。

TARO 歌詞に関しては僕に任されて作ることが多くて、自分が感じた曲のイメージから考えて書いていくことが多いです。おそらくメンバーにとっては、毎回歌詞が出来上がった時が一番のサプライズって感じですかね(笑)。

——楽曲を聴いて連想したことを歌詞としてつけていくんですね。

TARO そうですね。これは歌のメロディに関しても一緒です。今回の“Instant Jam”の歌詞はハーレーのストリートファミリーのことを考えながら作りました。自分的には、幼少期に過ごした故郷ジャカルタのストリートのことを思い起こさせるな、と思って、その雰囲気について書いていきました。インドネシアのストリートって和気あいあいとしていて、考え方もすごくフリー(自由)な雰囲気なんです。日本人は羞恥心が強い人も多いですけど、「そんなこと気にせずに踊ろうよ。一緒に楽しもう!」という気持ちを引き出せたらいいな、と思って歌詞を書いていきました。

TAKE Attractionsにとっての「等身大」や「リアル」を意識した楽曲ですね。「自由にやってみよう!」っていう気持ちというか。

Attractionsインタビュー|“ストリート”がキーワード。ハーレーとコラボした楽曲の制作秘話 music0912_attractions_03-1200x800

4人が作り出す“自由”で踊れる楽曲のポイントとは?

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撮影協力:RISE UP KEYA
Photo by 横山 マサト