今年の6月後半から7月中盤にかけて、SOIL &“PIMP”SESSIONS(以下、ソイル)は、ドイツ、イギリス、オランダ、フランスの4 カ国、計11公演におよぶ、5年ぶりのヨーロッパツアーを行った。今回、2007年以来の出演となった世界を代表するフェス、<グラストンベリー・フェスティバル>や、南仏のビッグフェス、<ワールド・ワイド・フェスティバル>などのさまざまなフェスに出演、そしてワンマンライブをこなし、各国のオーディエンスを沸かしてきた。

このヨーロッパツアーを、ソイルのメンバーを代表して、アジテーターの社長から話を伺った。各公演でのライブパフォーマンスに、イベントへの想い入れ、会場の雰囲気や印象に残ったできごと。海外でビッグネームたちと共演するということや、今までソイルが培ってきたアーティストたちとの絆や交流、そこから生まれる出会い。さらにはツアー中のデイオフの過ごし方まで。国内を代表するアーティストの海外ツアーを、音楽の面のみならず、日頃知られざる部分にもフューチャーしながらも、スタッフと、社長本人が撮影した写真も交えて振り返り、話を聞かせてもらうことができた。

そして最後には、今回のヨーロッパツアーを終えて改めて感じたこと、またツアーの中にあったソイルの”命題”についても教えてもらった。

2015年ソイルツアー日程

6月26日 フュージョン・フェスティバル@ドイツ・レルツ
6月28日 グラストンベリー・フェスティバル@イギリス・グラストンベリー
6月30日 ノース・シー・ジャズ・クラブ@オランダ・アムステルダム
7月01日 バード@オランダ・ロッテルダム
7月03日 ケルバーン・ガーデン・パーティー@イギリス/スコットランド・ラーグス
7月04日 ランタン@イギリス・ブリストル
7月07日 ジャズ・カフェ@イギリス・ロンドン
7月09日 バンド・オン・ザ・ウォール@イギリス・マンチェスター
7月10日 モストリー・ジャズ・アンド・フェスティバル@イギリス・バーミンガム
7月11日 ラ・ラマルキーズ@フランス・リヨン
7月12日 ワールド・ワイド・フェスティバル@フランス・セット

ドイツ、イギリス、オランダ、イギリス、フランスでの11公演におよぶヨーロッパツアーから約1か月経った今。あらためて軌跡を辿る。

6月26日 フュージョン・フェスティバル@ドイツ・レルツ

<フュージョン・フェスティバル(以下、フュージョン)>は、ベルリンの北100㎞程にあるレルツという街にある、旧ソ連軍飛行場跡地で開催されていて、会場に飛行機の格納庫として使われていた建物が当時のまま今も残っています。その中をDJやライブステージとして利用しているんです。さらにデコレーションも目を惹きましたね。ライティングも斬新で、雨除けのビニールが被せられているサーチライトが、そのままステージに設置されていて、まるで大きな電球のように見せているステージがあったり、火炎放射器がお客さんの頭上に設置されていたり。すべてが斬新なフェスでした。

SOIL &“PIMP”SESSIONS 激動のヨーロッパツアーを終えて interview150831_soil_fusion_festival_5_780

SOIL &“PIMP”SESSIONS 激動のヨーロッパツアーを終えて interview150831_soil_fusion_festival_1_780

SOIL &“PIMP”SESSIONS 激動のヨーロッパツアーを終えて interview150831_soil_fusion_festival_3_780

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