台湾的次文化女子! <SWEET LOVE SHOWER>で日本の野外フェスデビュー!
――なぜ日本の初フェスに<ラブシャ>を選んだんですか? きっかけなどあれば教えてください!
実は去年の<ラブシャ>にも、解散する前にどうしてもandymoriが見たかったので、行きたかったんですけど……行けませんでした。それと、笑われるかもしれませんが、会場から富士山が近くに見えますよね? 私はずっと富士山に登ってみたいと思っていますが、一緒に登ってくれる仲間がいないんです(笑)。せめて近くで富士山が見たいという気持ちと、日本に来たら絶対に好きなアーティストのライブも見たい! <ラブシャ>なら富士山も見えて、大好きなアーティストのライブまで見ることができる! そう思って、日本での初野外フェスデビューは<ラブシャ>に決めました。
――ちなみに<ラブシャ>ではどのアーティストが目当てでしたか?
一番見たかったのはGRAPEVINE、絶対に見逃したくなかったです! “光について”のイントロが流れた瞬間に胸がキュッとなって「あぁ、もう人生これで十分だ」と思いました(笑)。 あとはサンボマスター、アルカラ、KEYTALK、きのこ帝国、ドラマチックアラスカ、BLUE ENCOUNT、フレデリック、エレファントカシマシ……可能なら全てのアーティストを見たかったですね。LAMP IN TERRENはMVで“緑閃光”を見てからずっと気になっていましたが、<ラブシャ>ではじめてライブを見たら、松本(Vo.)さんの声の生命力が強くて、本当に感動しました。Ykiki Beatは全然知らないバンドでしたが、見てみたら「このバンドヤバイ!」と、すぐLINEの音楽友達のグループと、facebookで台湾の友達に知らせました(笑)!
――開催期間中はどのように過ごしましたか?
毎朝6時に起きて、始発のバスに乗って会場に行って、オープニングからトリまで見れるライブはすべて一生懸命見ました。そして、お酒を飲んで、まわりのみんなと一緒に踊ってモッシュして、現実を抜けて全身全霊で音楽に浸かっていました! 後は日本人のフェスの楽しみ方も勉強したり(笑)。
――台湾的次文化女子! Charcoさん初の日本の野外フェスとなった<ラブシャ>の感想を教えてください!
結局3日間とも目的のひとつだった富士山は見えなかったけど、楽しかったですね。会場もアーティストも、参加している人たちも最高でした。初めての日本の野外フェスに<ラブシャ>を選んで行ってよかったです。この3日間は無我夢中になって、自然に包まれて、ただただ音楽に浸かって、ずっと見たかったバンドにいっぱい出会えて、生きる力をもらってまた元気になった気がします。私、実は夏が大嫌いなんですけど、<ラブシャ>で最高の思い出ができて、夏が好きになりました。感謝の気持ちもいっぱいです! この思い出は一生の宝物になると思います。ぜひまた行きたいと思いました。
――台湾のフェスと、日本のフェスに違いは感じましたか?
やっぱりお客さんの熱が全然違いますね! それに年齢の幅が広くて、小さな子供がいたり、家族全員で来ている人もいることにはびっくりしました。台湾にも色々なフェスやイベントがありますけど、ここまで大規模なものはないですね……台湾でもこんなに素晴らしいイベントがあったらいいな。
――次に行きたい日本のフェスはありますか?
次は<ライジングサン>で、日本のキャンプインフェスにチャレンジしたいです!
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